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ここから本文エリア 売れてる本 グレート・ギャツビー [著]フィッツジェラルド [訳]村上春樹[掲載]2006年12月17日 経済的繁栄を謳歌(おうか)する20年代のアメリカ。ニューヨーク近郊の高級住宅地では、裕福な人々の羽目を外したパーティーが日ごと夜ごとに開かれていた。その地に住む青年ニック・キャラウェイは、謎めいた隣人ジェイ・ギャツビーから、ある頼み事をされる。しかし、それは悲劇の始まりだった。 スコット・フィッツジェラルドが25年に発表したこの小説は、一時は忘れられた作品になっていたが、現在ではアメリカ文学を代表する作品のひとつとなっている。英米文学者・野崎孝によるものをはじめ、邦訳もいくつか刊行されてきた。 そして、人生で巡り会った最も重要な一冊に本書をあげる作家・翻訳家の村上春樹が、新たに訳出したのが本書だ。 「僕はこの小説について僕がこれまで個人的に抱いてきたイメージを明確にし、その輪郭や色合いやテクスチャーをできるだけ具体的な、触知できる文脈で読者のみなさんに差し出すことを目的として、この翻訳をおこなった」(あとがきより) 「村上春樹翻訳ライブラリー」シリーズの8冊めにあたる。担当編集者の横田朋音さんによると、海外文学の愛好者、そして村上ワールドのファン層を両輪に、20〜40代を中心として男女の偏りなくまんべんなく売れているそうだ。「村上さんは80年代から、この小説を訳したいとおっしゃってきました。読者の皆さんには、ついに出た、待ってました、という感があるようです」 普及版の方の手頃な価格設定も喜ばれているといい、発売直後からの快調な滑り出しにつながっている。 ◇ 5刷・15万部。同時刊行の愛蔵版は2730円、2刷・2万部
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