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ここから本文エリア 売れてる本 不都合な真実 [著]アル・ゴア[掲載]2007年02月11日 アメリカ元副大統領である著者が、世界各地で行ってきたスライドを使った環境問題講座を書籍化。温暖化がそう遠くない時期に、現代人の生活に大きな影響を与えることを、300点を超える写真や図表で伝える。 たとえばキリマンジャロ山は70年には雪と氷河に覆われていたが、今では山頂部分にわずかに残るだけ。多くの人々に飲み水を供給しているヒマラヤの氷河も溶けはじめており、今後50年のうちに世界の40%の人々が「深刻な飲み水不足に直面する可能性がある」。グリーンランドの氷も急速に溶けている。もし全部が溶けると海水面が5.5〜6メートル上昇し多くの都市が水に沈むことになる、とする。 これらの指摘の合間に、著者自身の家族の話を織り込み、環境問題に取り組む著者の動機も語られる。巻末には、温暖化防止のために個人ができる行動があげられている。 読者は30代男性が4割近い。「小さい子どもをもつ父親が、自分の家族の問題として考えているようです」と版元営業局の松井未來さん。「最近のおかしな気候の原因がわかった」「恐ろしいけど、なんとかしなければならない」といった感想が寄せられている。 環境問題はあまり売れないと、翻訳権を取るか迷っていたが、別の仕事で会っていた著名な投資家で社会的な発言も多いジョージ・ソロス氏から「ゴアの本はかならずやれ」といわれ、会社として決断に踏み切った。「深刻な事態ですが、一人ひとりが希望をもてるよう、白を基調とした装丁にしてもらいました」と担当編集の大森春樹さん。同題の映画が公開中で、世界25カ国での出版が決まっている。 ここから広告です 広告終わり この記事の関連情報売れてる本 バックナンバー
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