[評者] 松永美穂(早稲田大学教授・ドイツ文学) [掲載]2012年02月19日
■豪雨の前、父と息子に高まる緊張 いま話題の芥川賞受賞作を収めた一冊。表題作は70ページほどの短編だが、長編小説のような読みごたえだ。 河口付近の集落が舞台になっている。女性の「割れ目」に喩(た………[もっと読む]
みんなのレビュー(全4件)
文太郎さん 2012年03月13日
話題につられて読んだ。 文章、テーマ、比喩ともに、これぞ純文学といったしろもの。 ただ、性的な話にうなぎを持ち出したり、川を引き合いに出すやり方は既視感に満ちていて新鮮味がない。 性行為の最中………[もっと読む]
あまでうすさん 2012年03月07日
この人の作品を初めて読んだが、褒めるとすれば、なんといっても語り口に強烈な陰影があるのがよい、ということになるんだろう。何を書いても奇妙なエグさと野蛮さがそこはかとなくどぶの臭いのように立ち上っ………[もっと読む]
ヒコフジさん 2012年03月03日
ご存知のとおり、芥川賞受賞作は、「文藝春秋」に掲載され、直木賞受賞作は、「オール読物」に掲載されます。毎月、月刊誌として「文藝春秋」を購読しているので、この季節は、芥川賞受賞作の掲載を楽しみにし………[もっと読む]
ヨネQさん 2012年02月26日
芥川賞受賞会見の不敵な発言で有名になった。昨年の西村賢太といい、芥川賞がいささか風俗現象に化した感がある。もっとも60年前の石原慎太郎「太陽の季節」だってそうだった。 そういう先入見を捨て去っ………[もっと読む]
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