フリーター、ニート、使い捨ての労働者たち―。職業・家庭・教育のすべてが不安定化しているリスク社会日本で、勝ち組と負け組の格差は救いようなく拡大し、「努力したところで報われない」と感じた人々から希望が消滅していく。将来に希望が持てる人と将来に絶望している人が分裂する「希望格差社会」を克明に描き出し、「格差社会」論の火付け役となった話題の書。
[評者] 松原隆一郎(東京大学教授) [掲載]2004年12月05日
■頑張ろうと思い直せる道まで消滅 年金の掛け金を払わない若者が増えている。著者はフリーターにインタビューした際、「五年後の生活の見通しも立たないのに、五〇年後の生活の心配ができますか」と言われて………[もっと読む]
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