40歳から進化する心と体-動じない、疲れない、集中力が続く [著]工藤公康、白澤卓二

2013年03月20日

■47歳まで現役で活躍した名投手とアンチエイジング医師の極意

 著者は、言わずと知れた現役生活29年の名投手と、加齢制御医学の第一人者。この二人が旧知の間柄で、食事、運動、日常習慣、メンタルケアにまで意見を交わすというだけで興味をそそるのだが、本書は何より実践的なのがいい。実体験と最新理論がしっかりかみ合っていて、驚きとともに、一つひとつが納得できることばかりだ。
 たとえば、私たちは疲れたとき、つい栄養補給しようと考える。しかし、むしろ不要なものを出すことのほうが回復には有効だという。「経験上、不調の原因は“内臓の疲れ”にあることが多い」と語る工藤氏が、現役時代行っていたのは「内臓疲労を取り除く食事」だ。酵素を活用したその食習慣は家庭でもすぐに取り入れられるもので、白澤教授も太鼓判を押す。ほか、「夕食に糖質をオフにする」ことで質のいい睡眠を実現する方法、体の軸を安定させ心身を元気にする手軽なエクササイズ、ストレスを上手にマネジメントできる習慣など、すぐにでも試してみたくなる方法が満載。
 終章を飾る「いくつになっても成長できる生き方」という提案も魅力的だ。40歳からでもまったく遅くないのだ。

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