その英語、こう言いかえればササるのに! [著]関谷英里子

2013年08月21日

■日本人が言いがちな“残念な英語”をカリスマ同時通訳者が添削!

 本書は、とっさのときについ日本語をそのまま英訳しそうになる人にぜひ勧めたい。たとえば、「お時間とらせません」「ご心配おかけしました」など、国際的に仕事をする人であれば、「今、この場で使いたい」と思った経験が必ずあるはずだ。問題は、和文英訳で英語にした場合、とんでもない意味になって伝わるケースが多いという点にある。
 とかく日本人は謝る必要のないところで、“I’ m sorry”と言いがちとも言われる。そこを英語的な感覚で、いかに外すことなく、むしろ「評価が上がる」表現に言いかえるか、豊富な実例が本書に登場する。しかも、使う単語は中学英語レベル。言いかえのポイントは、英語らしいポジティブな発想の転換ができるかであり、それによって、相手と心の距離を縮めることができると著者はきっぱり言う。著者によれば、ほんの少し工夫するだけで、自分の話に相手を巻き込むような表現は可能だ。日本人がおかしがちな間違いを示し、それをいかに相手に「ササる」表現に言いかえるか、講義形式で紹介している手法も大変分かりやすい。

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