金を使うな頭を使え―できる男は金(カネ)を呼ぶ! [著]船瀬俊介

2016年12月28日

スティーブ・ジョブズをはじめ成功した人物に共通する秘訣

 本書は元気を与えてくれる。というのも、人生を生き生きと楽しみ、喜び、味わう秘訣(ひけつ)を古今東西の成功した人物の生き方から抽出したともいえる内容だからだ。アップルのスティーブ・ジョブズやピクサーのジョン・ラセターに共通する価値観とは? エレクトロニクス分野でのアジアの勝ち組、サムスン、鴻海、LGの社員たちが重きを置いている考えとは? ココイチや日高屋の創業者が生み出した他店との違いは何だったのか? 本書で取り上げられている先人たちの生き方に触れれば、実にシンプルでポジティブな、成功する人たちに共通する思考法について学ぶことができる。
 著者が一冊を通して訴え続けていることは「成功をイメージする」こと。成功哲学の第1原則は「想(おも)えば、叶(かな)う」であり、成功をありありとイメージし、脳にプログラミングすることをすすめる。合わせて、「できない」から「できる」へ、「ネガティブ」から「ポジティブ」へと思考を切り替えるための日常の心がけも随所に散りばめられている。
 お金について考えることは生き方を考えること。本書は器の大きな男になるための人生哲学とも言える。

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