のびのび生きるヒント―真面目に頑張っているのになぜうまくいかないのか [著]武田双雲

2016年12月28日

心も時間も「余白」があるからうまくいく!人気書道家の生き方ヒント

 仕事もプライベートも、「頑張らなければ結果が出ない」と常に全力で取り組む――そんな毎日を過ごしている人は多いのではないか。書道家である著者の主張はその正反対で、「のびのび=力を抜く」ほうがいろいろなことがうまくいくという。
 真面目な人ほど、「力を抜け」といわれると、手を抜くようでつい罪悪感を覚えてしまうかもしれない。しかし10割の力を出し切るのは逆効果で、むしろ8割の力加減でのぞむからこそ、心にゆとりが生まれ、それが仕事や人間関係の好循環につながっていく。これは書にも共通していて、著者は自身の書道教室で「力を抜く」ことを最も重視しているのだそうだ。
 「失敗したくない」「評価されたい」と思うほどムダな力が入って空回りしてしまう。なるほど、書の極意は人生の極意にも通じるものだったのか。
 本書では、日常生活の中で力を抜くためのヒントが多数紹介されている。読み進めていくうちに、いかに自分が力んでいたかに気づかされた。日々、真面目に頑張っている人にこそ手にとってほしい一冊だ。

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