やりたいことがある人は未来食堂に来てください―「始める」「続ける」「伝える」の最適解を導く方法 [著]小林せかい

2017年04月27日

12席の小さな食堂から発信する合理的な夢のかなえかた

 東京の真ん中、神保町に1年半前にできたカウンター12席の小さな食堂「未来食堂」。その斬新な経営方針とアイデアがマスコミの注目を集めている。店主の小林せかい氏は日経WOMAN主催のウーマン・オブ・ザ・イヤー2017を受賞。「カンブリア宮殿」「ガイアの夜明け」「WBS」(いずれもテレビ東京系)でも紹介される。そんな小林氏のもとには、「自分も何かを始めたい」人たちがたくさんやってくる。
 自らの経験をベースに、小林氏が彼らへ伝えているアドバイスを1冊にまとめたのが本書である。起業したい人はもちろん、ビジネスの現場や経営に携わる人に多くの示唆を与える内容だ。
 やる量ではなく時間を決める、判断の軸を決めて決定スピードを上げる、PDCAを早く回すための仕組みとツール、当たり前を解体する……かゆいところに手が届く説明が、元エンジニアならではのロジカルな構成で、極めてわかりやすく説かれている。
 巻末に収録されているライフネット生命保険会長・出口治明氏との対談「常識を疑うということ」も刺激的だ。

関連記事

ページトップへ戻る