〈私のコミック履歴書〉プロフィギュアスケーター 織田信成さん

[文]朝日新聞社メディアビジネス局  [掲載]2017年02月15日

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表紙画像 著者:藤子・F・不二雄  出版社:小学館

毎年、家族で観(み)ています!

――マンガはかなりお好きだそうですね。
織田 大好きです! 子どものころは兄と一緒に『ドラゴンボール』を全巻読みましたし、父が持っていた『美味しんぼ』も読みました。『美味しんぼ』は料理もおいしそうだったけど、子どもながらに海原と山岡の複雑な親子関係が勉強になりましたね。世の中には、こんな親子もいるんだって。あと、『ドラえもん』も大好き。両親が共稼ぎだったので、ひとりで留守番するときはビデオで『ドラえもん』の映画をよく観ていました。さびしかった気持ちをドラえもんが紛らわせてくれました。

――中学、高校時代はどんなマンガを?
織田 ちょうど小学生の終わりくらいから『ワンピース』の連載が始まって、中学生のときはそれをずっと読んでいましたね。友達に薦められて読んだ『浦安鉄筋家族』は途中で読めなくなるくらい笑いました。高校時代は『ヒカルの碁』を読んで、涙が止まらなくなるくらい感動したんです。全巻そろえたし、自分でも囲碁をやってみたくなって勉強しましたよ。

――特に好きなジャンルはありますか。
織田 そんなにこだわりはなくて、面白そうだったら何でも読みます。少女マンガもコミックスまでは買わなかったけど、『(美少女戦士)セーラームーン』や『おジャ魔女どれみ』はアニメで観てましたし……。特にバトルがあって泣ける「王道の少年マンガ」は好きですね。『ドラゴンボール』や『ワンピース』以外では、たとえば『烈火の炎』も大好きでコミックスをそろえました。出てくる武器もすごかったし、「姫をお守りする」というテーマがナイトっぽくて少年心をくすぐるというか。

――3月に公開される『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』で応援隊と声優を担当されますが、最初にオファーを聞いたときはどう思いましたか。
織田 いや、もうメチャクチャうれしかったです! 大好きなドラえもんと一緒にお仕事できるなんて。

――小さいころ好きだっただけではなくて、最近の映画もしっかり観ていらっしゃるとか?
織田 はい、2006年から毎年観ています! それまでの映画もビデオやDVDでほとんど観ていたんですけど、この年、1作目の『のび太の恐竜』がリメイクされると聞いて、「映画館で観たいな」と思ったのがきっかけでした。

――ああ、なるほど。
織田 まだ結婚はしてなかったんですけど、今の妻と一緒に観に行ったんですよ。それ以来、「映画ドラえもん」は必ずみんなで映画館に観に行くのが織田家の習わしになっていて(笑)。この10年間、毎年家族で観ています!

――マンガやアニメに比べて、映画の魅力を教えてください。
織田 僕にとって「映画ドラえもん」は号泣コンテンツ! 『新・のび太と鉄人兵団』なんて、子どもよりも泣いちゃいましたから(笑)。子どもが楽しめる部分があって、冒険があって、しずかちゃんとの淡い恋もあって、最後は感動で締める。あらゆる要素が詰まっているので、家族と一緒に観に行くとすごく盛り上がります!

――特に好きなキャラクターは?
織田 のび太は好きですね。僕、小さいときは運動オンチで体育の成績も悪かったし、勉強もあまりできなかったんですよ。どっちかといえば、いじめられっ子のタイプ。だから、学校生活がうまくいかないのび太の気持ちはすごくよくわかります。のび太を見ていると、イケてなかった小学生時代の自分を思い出すんです。

――今回の映画で織田さんは、「パオパオ」(南極に生息する象に似た不思議な動物)の声をやるそうですね。
織田 はい。セリフは「パオ」しかないんですけど、やってみると難しかったです。さみしい「パオ」、歓喜の「パオ」など、喜怒哀楽を「パオ」だけで表現しなければいけなくて。動物の役を演じるのは初めてだったので、新鮮だったし、やっぱり声優さんってすごいんだな、と改めて感じました。でもお風呂で毎日練習してきた甲斐(かい)もあって、なかなかいい「パオ」ができたんじゃないかと思います(笑)。お楽しみに!

    ◇

おだ・のぶなり(プロフィギュアスケーター)

1987年、大阪府生まれ。現在、「あさチャン!」(TBS系列)、「世界!ニッポン行きたい人応援団」(テレビ東京系列)などに出演中。3月4日から公開予定の『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』では応援隊と声優を務める。

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おジャ魔女どれみ19 (講談社ラノベ文庫)

著者:栗山 緑、馬越 嘉彦、東堂 いづみ/ 出版社:講談社/ 発売時期: 2015年12月





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