〈女優・のんのコミック感想文 のんびりーでぃんぐ〉新装版 はいからさんが通る [作]大和和紀

2017年03月15日

のん

■『はいからさんが通る』を読んで憧れを抱くの巻。

 『はいからさんが通る』。念願かなって、初めて読みました。

 セリフは、詩の羅列で構成されていて、キラキラの瞳や花を背負った美しい絵の一コマが自然と描かれて、うっとりしてしまいました。一コマ前までうっとりさせられたかと思うと、はいからさんのおてんばが突き抜けて湿っぽさも何も吹き飛ばしてしまうのが、これぞ女の子! と思えてあははっと声に出して笑っていました。今の時代でも珍しいと思えるのに、大正時代に着物やワンピースを着て木に登ったり男の人と戦ったりするのが、よりこの威力を際立たせていました。なんといっても、所構わず平気で大騒ぎをして、それが悪ではなく明るく元気なおてんば娘のはいからさんで突き通せてしまう紅緒のキャラクターが素晴らしくあっぱれで、ハイテンポに進んでいく物語が気持ちよくてしょうがなかったです。

 機会があるなら絶対こんな役を演じてみたい! 男の人を圧倒するカラッとした女性のキャラクターは希少なので、そんな事を考えてしまうのでした。

 はあー! すっきりさっぱり、本当に楽しかった。まだ読んでいないという方は、是非、ご一読を。

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