ポーの一族 春の夢 [作]萩尾望都

2017年07月19日

“永遠の少年”再び
■伝説的名作『ポーの一族』、40年ぶりの続編が登場!
 第1話が掲載された「月刊フラワーズ」2016年7月号は売れ行き絶好調で異例の重版。「40年ぶりの続編」ということで大反響を呼んだ『ポーの一族』の新作「春の夢」が、ついに単行本化された!
 今年、マンガ家としては手塚治虫と水木しげるに次いで朝日賞を受賞した萩尾望都の傑作は数多いが、中でも1970年代に連載した『ポーの一族』は伝説的名作としてマンガ史に輝いている。18世紀に貴族の庶子として生まれたエドガーは14歳でバンパネラ(吸血鬼)となり、少年の姿のまま永遠に生き続ける。詩情あふれる世界観に加え、細かく計算されたストーリーテリングも鮮やかで、改めて読むとこれを20代で描いた才能に圧倒される。
 新作の舞台は第二次世界大戦下の1944年。ロンドンで被災したエドガーとアランはウェールズ地方のアングルシー島を訪れ、ドイツから逃げてきたユダヤ人の少女ブランカと出会う。ポー以外にもいくつか吸血鬼の一族が存在すること、エドガーが「ポーの村」と交わしていた契約などが本作で初めて明かされる!
 なお、来年には宝塚歌劇団花組によって『ポーの一族』が舞台化され、「月刊フラワーズ」で新シリーズが始まることも決まっている。
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小学館

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