昭和天皇物語 [作]能條純一 [原作]半藤一利 [脚本]永福一成 [監修]志波秀宇

2017年11月15日

■知られざる「昭和天皇の実像」を能條純一が描く!

 1945年9月27日、連合国軍最高司令官ダグラス・マッカーサーと初めて会った昭和天皇は、日本が起こした戦争について「自分が全責任を負う」と宣言。その言葉に驚愕(きょうがく)したマッカーサーは、「かつて世界の歴史上にいたであろうか。自らの命と引き換えに、自国民を救おうとした国王が」と後に語っている――。
 開戦と終戦という極めて重い決断を迫られ、日本史上唯一「神から人間になった」昭和天皇は、歴代125人の天皇の中でも激動の人生を生きた人だろう。鬼才・能條純一の最新作は、誰もが知る存在でありながら、公に語られることが少ない“昭和天皇の生涯”を描く話題作だ!
 物語は日露戦争が行われていた1904年から始まる。後に首相夫人となる養育掛(がかり)の足立タカから「雑草という名の草はありません」、東宮御学問所で倫理・帝王学を講義した杉浦重剛から「天皇にとって何より大事なのは仁愛」と教えられ、マッカーサーを驚かせたその人格がいかに形成されたかが描かれていく。自分にだけ学友たちのような「名字」がなく、唯一無二の存在であることに深い孤独を覚えるみちの迪宮(みちのみや)少年は、やがて「朕は、国家なり」という強烈な覚悟を持つにいたるのだった!

※迪宮の「迪」のしんにょうは、二点です。

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