「みんなのレビュー」人気ランキング

ブック・アサヒ・コムが2011年8月10日にオープンしてから、半年がたちました。マイ本棚会員のみなさまのごひいき、ありがとうございます。みなさまのレビューは、本を読む喜びや新しい読み方に気づかされるさまざまな発見に満ちています。「本棚」が気になる会員同士が「フォロー」しあって、活発な交流も生まれています。
半年間で最も多く読まれたレビューを発表します。ブック凛々さんのレビューは、他を大きく離しての堂々の1位でした。3位はコラムニストの小田嶋隆さん。ツイッター(@tako_ashi)での軽妙なつぶやき同様、わずか135字のレビューでがっちり読者をつかみました。
書き出しとキャッチにインパクトがあるものが、総じて多く読まれるようです。小田嶋さんのように短いものでもかまいません。どんどんレビューをお寄せください。ブック・アサヒ・コムでは、これからも定期的にランキングを発表していきます。
ブック凛々さんがレビューした『私という運命について』の著者、白石一文さんにコメントをいただきました。ブック凛々さんには、白石さんからのプレゼントとして新刊サイン本をお送りしました。
★白石一文さんからのコメント
自分の小説がどんなふうに読者の人たちに読まれているのか? デビューした頃(十二年前)は、読者カードでその一端を知る以外に方法がありませんでした。
こんなふうに公開されたサイトで、読者の方一人一人の感想を読める時代が、しかもこんなに早く来るとは思ってもみませんでした。まったく驚きですし、夢のようです。
褒めてもらっても、逆にけなされても、とにもかくにも僕が一文字一文字刻みつけた文章を、その人もまたたった一人でやはり一文字一文字読んでくれたのだと思うと、つくづくみなさんのことが長い時間を共有した親友のように思えます。だからこそ、さっと読み終わって「ああ、面白かった!」と言われないような、僕という男が考えていることがどれほどただならぬものであるかを思い知ってもらえるような、そういう物語を書かねばといつも自戒しています。そして、それが僕からみなさんへの精一杯の親友の証だとも自負しているのです。これからもどうぞよろしくお願い申し上げます!
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※注 「みんなのレビュー」の「読まれている順」で表示されるランキングは一定期間のもので、半年間のランキングとは異なります
ランキング第2弾は、もっと読む読まれた記事ランキングです。
2位 読まない理由なんてない
■IYさん
スターバックスのドリップコーヒーには何か入っているんじゃないかと思う。だから二杯目は百円なのだ。飲むと鼓膜がぷちぷちして、耳がよく聞こえなくなる。その日は珍しく切り替えどきで、落とし切るまでちょっと待ってほしいと言う。「申し訳ないのでお届けしますから」「いいですよ、何だかすみません」僕は先に席に座って、買ったばかりの文庫本を開いた、デニス・ルヘインが短編だなんて珍しいな、と思いながら。
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