出版社などから提供された情報をもとに、出版業界の最新情報をご紹介しています。
2012年09月27日
世界19カ国で翻訳され、シリーズ累計30万部を超える大人気哲学シリーズが、ついに日本に登場。本国フランスでは『Le livre des grands contraire philosophiques』(『哲学してみる』)がシリーズ第一弾として刊行され、児童書の分野で2008年青年文学賞、同年のフランステレビジョン青年の部賞、2009年の本の科学賞を受賞。本書はその続刊。著者のオスカー・ブルニフィエとイラストレーターのジャック・デプレが織り成すやさしい哲学の世界に注目が集まっている。(世界文化社)
2012年09月24日
1962年10月5日に「ラヴ・ミー・ドゥ」でデビューしたザ・ビートルズのデビュー時から、アメリカ上陸前後の状況を記録した、幻のノンフィクション。ビートルズの未来を予言したかのような、SF的視点で描かれていることも大きな特徴のひとつ。1998年に「抱きしめたい ビートルズ ’63」のタイトルで刊行されたが、デビュー50周年に併せ、待望の復刊となった。(白夜書房)
http://www.byakuya-shobo.co.jp/page.php?id=3618&gname=shoseki_musictalent
2012年09月21日
なぜ最高をめざすべきでないのか? 「一歩上手を行く」のは戦略ではない。自社には本当に競争優位があるのだろうか? コストと品質は両立しない:本当かウソか? コアを残し、それ以外を外注する? 早まってはいけない戦略変更が必要になるのはいつ? ありがちな誤解が見事に解ける。競争優位、バリューチェーン、五つの競争要因(ファイブフォース)、差別化、トレードオフ、適合性(フィット)――企業の持続的な成功に不可欠な競争戦略のアイデアを豊富な事例と最新の理論にもとづいて解説。必携のビジネス・ベーシック。巻末にはマイケル・ポーターとのQ&Aを収録。近年の講演で頻出する経営者からの質問に教授本人が答える。(早川書房)
2012年09月07日
伝説のCEOロベルト・ゴイズエタの没後、凋落の一途を辿っていた2000年代前半のコカ・コーラ。取締役会には、カリブ海で引退生活を送る元幹部のネビル・イズデルをアトランタ本社に召喚する。1966年にアフリカの小さなボトラーに入社するや忽ち頭角を現わし、中東やインドなど、難攻不落と思われていた地域市場への参入を成功させてきた男である。ペプシとの攻防、各国ボトラーとの折衝、健康ブームの台頭、前経営陣による大量解雇のツケ……。ザ コカ・コーラ カンパニー第12代会長兼CEOとして戦線復帰したイズデルは、グローバル企業ゆえの軋轢をいかに乗り越え、再建に成功したのか? アフリカでの出発からトップとして再建を果たすまで、45年のコカ・コーラ・キャリアを振り返る。(早川書房)
2012年09月05日
中井英夫の推薦により『匣の中の失楽』で鮮烈なデビューを飾って以来、幅広い執筆活動でカルト的支持を受けている竹本健治。デビュー35周年となる今年、『かくも水深き不在』刊行を記念したトークライブを行います。ゲストはデビュー作『盤上の夜』がいきなり直木賞候補となり話題を集める新鋭・宮内悠介。司会・福井健太。9月19日(水)19:30より(19:00開場)、Live Wire「ビリビリ酒場」新宿(http://www.go-livewire.com/#121)にて。終了後サイン会・懇親会あり。(新潮社)
2012年08月31日
中国人も「太事実了!(あまりにリアルすぎる!)」と驚愕したベストセラー小説。現代の中国を代表するベストセラー女流作家の六六氏が2007年に書き下ろした作品で、原題は『蝸居(かきょ)』。大都市・上海で生きる男女4人のおかしくも切ない夢と現実、希望と挫折の物語。貧富の拡大、拝金主義、土地の高騰、住宅問題、官僚の汚職、不倫・愛人問題、ローン地獄など、普段のニュース報道ではなかなか見えてこない現代中国の都市で暮らす中国人の苦悩が赤裸々に描かれている。リアルな、等身大の現代中国人の“今”を知るための作品。(プレジデント社)
2012年08月30日
仕事でも日常生活でも、じつは人生は「交渉」の連続。ウォートン・ビジネススクールで15年連続人気No.1の講義をもとに、交渉の世界的権威がその極意を伝授。グローバル企業のトップが絶賛し、グーグルが社員教育にも採用している交渉術で、誰もが人生をもっと豊かにできます。あらゆるシーンの実例が満載!(集英社)
http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-773479-9&mode=1
2012年08月28日
日本を代表する登山家・田部井淳子による文章と栗田貞多男による美しい写真で編んだ「目で見る山の小事典」。言葉を知れば、山がもっと身近になる--。日本の山の自然、気象、動植物、登山行為、施設、道具といった山にまつわる言葉を多数取り上げた小事典。 登山初心者からベテランまで、山好きが知っておきたい一般ルート中心の山岳用語をわかりやすく解説する。日本語だけでなく、英語、ドイツ語、フランス語等が入り混じった、豊潤な山言葉が、山への興味をかきたてる。(世界文化社)
2012年08月24日
どうやったら実際に作れるのか見当もつかない、世界を変えてしまうインパクトをもったプロダクツを次々と生み出しつづける研究所がある。マサチューセッツ工科大学に設置された、MITメディアラボだ。ここの研究者たちは、グーグル、GM、NECといった企業のバックアップを得て、自由奔放な発想をまるで魔法のように、現実のプロダクツとする。企業が開発費を出し渋る昨今、なぜこのラボだけはそうあり続けられるのか? イノベーションによる革新とビジネスチャンスを追求する人々の関心を惹きつけてやまない研究所の秘密を、長年所長をつとめた著者ならではの視点から明かす。(早川書房)
2012年08月16日
この本には、竹浪氏が戦時中の満州にて奇跡的に妻に再会したこと、そして日本が降伏し混乱の最中日本に引き揚げてくる一部始終が絵日記で記載されております。また、「昭和の一途な愛」をコンセプトに、帰国後どれだけ一途に妻を想ってきたかも記され、昭和の懐かしい一幕一幕が絵日記で表現されております。(廣済堂出版)
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