新シリーズ「須賀敦子の本棚 全9巻」刊行記念 池澤夏樹トークイベント開催 〜新たなる須賀敦子の世界〜

2018年04月24日

 1990年、61歳で衝撃のデビューを飾った須賀敦子は、それからわずか8年後の1998年、惜しまれつつ亡くなりました。しかし、没後20年を迎えてなお読者は増え続けており、作品への評価も時を経るにつれ高まる一方です。
 この度、須賀の新発見原稿をはじめ、新訳、初訳を収録した珠玉の海外文学コレクション「須賀敦子の本棚 全9巻」(河出書房新社)の刊行を記念して、監修者・池澤夏樹さんのトークイベントが開催されます。
 池澤さんは、須賀の作家デビュー直後から親しく交流を重ね、『須賀敦子全集』(2000年/河出書房新社刊)の編集委員もつとめられました。今回のトークでは、須賀の素顔などもはさみながら、須賀が愛した作家・作品やその文学世界を語っていただきます。

新シリーズ「須賀敦子の本棚 全9巻」刊行記念
池澤夏樹トークイベント 〜新たなる須賀敦子の世界〜


日 時:5月16日(水)19:00〜(開場18:30)
場 所:西武池袋本店 別館8階 池袋コミュニティ・カレッジ コミカレホール
出 演:池澤夏樹
参加券:1,500円(税込)
チケット販売場所:三省堂書店池袋本店 別館地下1階Aゾーンレジ
 ※参加券のご予約はお電話でも承ります。
 受付電話番号:03(6864)8900 (電話受付時間/10:00~22:00)
http://ikebukuro.books-sanseido.co.jp/events/3267

■新シリーズ「須賀敦子の本棚 全9巻」について
須賀敦子が選者となって自分の愛する作家・作品を集めたら──夢のような企画を実現した本コレクションは、遺された新発見原稿をはじめとして、須賀の思想の核となった作家・詩人・思想家による著作をすべて訳し下ろしで収録。2018年6月下旬より刊行開始。
[第1回配本・第1巻]
     書名:神曲 地獄篇 (第一歌~第十七歌)
     著者名:ダンテ 須賀敦子/藤谷道夫 訳
[内容]世界文学の最高傑作を、須賀の愛弟子・藤谷が亡き師の遺志を継いで完成させた
     画期的な新訳版。さらに、藤谷の詳細な注釈と解説によって、『神曲』のまったく
     新しい解釈が提示される。
ISBN: 9784309619910
※詳細は[須賀敦子の本棚・特設サイト]をご参照ください。
web.kawade.co.jp/bungei/1911/


須賀敦子
(1929~1998年)兵庫県生まれ。聖心女子大学卒業。1953年よりパリ、ローマに留学、その後ミラノに在住。多くの日本文学をイタリア語に訳して紹介する。71年帰国後、慶應義塾大学で文学博士号取得、上智大学比較文化学部教授を務める。91年、『ミラノ 霧の風景』で講談社エッセイ賞、女流文学賞を受賞。著書に『コルシア書店の仲間たち』『ヴェネツィアの宿』『トリエステの坂道』『ユルスナールの靴』など。訳書に『ウンベルト・サバ詩集』、N・ギンズブルグ『ある家族の会話』『マンゾーニ家の人々』、A・タブッキ『インド夜想曲』、I・カルヴィーノ『なぜ古典を読むのか』など。没後、『須賀敦子全集』(全8巻・別巻1)刊行。

池澤夏樹
1945年生まれ。作家・詩人。88年『スティル・ライフ』で芥川賞、93年『マシアス・ギリの失脚』で谷崎潤一郎賞、2010年「池澤夏樹=個人編集 世界文学全集」で毎日出版文化賞、11年朝日賞、ほか多数受賞。他に『カデナ』『キトラ・ボックス』など。14年11月より「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」を刊行中。

■お問い合わせ
河出書房新社 企画広報課:大沢 Tel.03-3404-0337 Fax.03-3404-6167

神曲 地獄篇: 第1歌~第17歌

著者:ダンテ、須賀 敦子、藤谷 道夫
出版社:河出書房新社

表紙画像

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