インタビュー

朝日新聞に掲載された、本にまつわる人々のインタビュー記事です。

立花隆「宇宙からの帰還」 飛行士の内面に肉薄

立花隆「宇宙からの帰還」 飛行士の内面に肉薄

 宇宙から地球を見る。月面を歩く。その時に宗教的な衝撃を受けた宇宙飛行士は少なくない。人間とは、地球とは、神とは。アメリカの宇宙飛行士12人に話を聞き、その内面を探ったのが『宇宙からの帰還』(1983年)だった。田中角栄………[もっと読む]

[掲載]2013年01月31日
[コラム]インタビュー

生前の父が残した冗舌な手紙 小池真理子「沈黙のひと」

生前の父が残した冗舌な手紙 小池真理子「沈黙のひと」

 4年前に父を亡くした。短歌を愛し、娘が直木賞を受けたことを誰よりも喜んだ父は最後の2年、言葉を奪われた中で生きた。小池真理子の『沈黙のひと』(文芸春秋)は、その父をモデルにした長編小説だ。  語り手の衿子は編集者。遺品………[もっと読む]

[掲載]2013年01月31日
[コラム]インタビュー

今野晴貴さん 「ブラック企業」と呼ぶ意義

今野晴貴さん 「ブラック企業」と呼ぶ意義

 論壇で近年注目度を高めた言葉の一つは「ブラック企業」だろう。“若年社員を大量に使いつぶす新手の悪質企業”を指す新しい用語だ。“反社会的企業”一般を意味していた呼称が、現代風に再定義された。概念としての可能性を、提唱者の………[もっと読む]

[文]塩倉裕 [掲載]2013年01月22日
[コラム]インタビュー

柄谷行人さん 古代ギリシャに希望の光

柄谷行人さん 古代ギリシャに希望の光

 ソクラテスが広場に出たように柄谷行人はデモに行く。社会学者の大澤真幸がそう評した思想家・柄谷行人のギリシャ哲学論『哲学の起源』(岩波書店)がまとまった。希望が、ソクラテスの生きた古代ギリシャから現代に回帰してくる。  ………[もっと読む]

[掲載]2013年01月15日
[コラム]インタビュー

連城三紀彦「恋文」 ショーケンから発想

連城三紀彦「恋文」 ショーケンから発想

 ミステリー作家だった連城三紀彦は、初めて手がけた恋愛ものの連作短編『恋文』で1984年に直木賞を受けた。翌年、表題作が神代(くましろ)辰巳監督により映画化。死期が迫る昔の恋人(高橋恵子)と最期を過ごすために家を出た夫(………[もっと読む]

[掲載]2013年01月15日
[コラム]インタビュー

苅谷剛彦さん 人類の課題に挑む知の拠点に刺激

苅谷剛彦さん 人類の課題に挑む知の拠点に刺激

 格差問題の研究などで知られる教育社会学者の苅谷剛彦(57)が、英オックスフォード大に転身して4年余り。国際舞台への「50代での挑戦」で得た見聞を、著書『イギリスの大学・ニッポンの大学』として昨秋発表した。休暇中の一時帰………[もっと読む]

[文]塩倉裕 [掲載]2013年01月15日
[コラム]インタビュー

古井由吉さん 衰えゆく言葉を鍛えよ

古井由吉さん 衰えゆく言葉を鍛えよ

 閉塞(へいそく)と嘆いて成長を夢見るより、限界を見通して社会を変質させるべきではないか――作家、古井由吉は提言する。昨年、『古井由吉自撰作品』全8巻を刊行、50年近く言葉と取り組んできた作家が見る未来は。  ――3年前………[もっと読む]

[掲載]2013年01月08日
[コラム]インタビュー

「食べたい思い」に救われた 料理研究家・城戸崎愛さん

「食べたい思い」に救われた 料理研究家・城戸崎愛さん

 料理研究家の城戸崎愛さん(87)は2012年夏、自宅で転倒骨折、2カ月間の入院療養を余儀なくされ、あわや寝たきりの危機に。そんな城戸崎さんを再び立ち上がらせたものは……。  発売中の週刊朝日MOOK 『名医が指南する!………[もっと読む]

[掲載]2012年12月26日
[コラム]インタビュー

別役実「にしむくさむらい」 生活と抽象、電信柱で

別役実「にしむくさむらい」 生活と抽象、電信柱で

 電信柱とベンチ。風の音、犬の遠ぼえ、拍子木。1977年、文学座アトリエの新作公演「にしむくさむらい」は、会社に行かない夫たちと、何も言えない妻たちのやりとりが、現代人の悲哀をにじませた。同時に、簡素な舞台設定が観客の目………[もっと読む]

[掲載]2012年12月12日
[コラム]インタビュー

ラブホから普通が見えた 金益見「性愛空間の文化史」

ラブホから普通が見えた 金益見「性愛空間の文化史」

 使ったことがあるかは別にして誰もが存在は知っている「ラブホテル」。その通史をまとめた『性愛空間の文化史』を、神戸学院大非常勤講師の金益見さん(33)が出版した。全国のホテルの外観や内部の実情を取り上げた『ラブホテル進化………[もっと読む]

[文]高久潤 [掲載]2012年12月07日
[コラム]インタビュー

「この小説書く必要があった」 J・K・ローリング

「この小説書く必要があった」 J・K・ローリング

■「カジュアル・ベイカンシー 突然の空席」日本語版発売  『ハリー・ポッター』の著者、J・K・ローリングの『カジュアル・ベイカンシー 突然の空席』(亀井よし子訳)が1日、講談社から発売された。世界で4億5千万部を売り上げ………[もっと読む]

[文]中村真理子 [掲載]2012年12月03日
[コラム]インタビュー

山田太一「岸辺のアルバム」 励ますだけがドラマか

山田太一「岸辺のアルバム」 励ますだけがドラマか

 日本映画の黄金期が1950年代なら、テレビドラマが最も輝いていたのは70年代だ。日本テレビがイキのいい青春ドラマで若者の心を捉えれば、TBSは端正なホームドラマで大人をうならせた。中でも山田太一の「岸辺のアルバム」(7………[もっと読む]

[掲載]2012年11月28日
[コラム]インタビュー

織田・武田が激突―長篠の戦いの魅力とは? 湯浅大司さん

織田・武田が激突―長篠の戦いの魅力とは? 湯浅大司さん

 織田・徳川軍と武田軍が激突した長篠の戦い。古戦場跡にある愛知県新城市設楽原(したらがはら)歴史資料館の湯浅大司・主任学芸員(43)は、奥三河の戦国時代を描いた小説「風は山河より」(宮城谷昌光著)の時代考証を手助けした。………[もっと読む]

[文]小山裕一 [掲載]2012年11月25日
[コラム]インタビュー

なかにし礼 時には娼婦のように 世間の常識にノン

なかにし礼 時には娼婦のように 世間の常識にノン

 「時には娼婦(しょうふ)のように/淫(みだ)らな女になりな/真赤(まっか)な口紅つけて/黒い靴下をはいて」。なまめかしく、扇情的な性の賛歌は、1970年代に台頭したニューミュージックへの挑戦状だった。日本民間放送連盟の………[もっと読む]

[掲載]2012年11月13日
[コラム]インタビュー

入江昭「日本の外交」 思想とイメージに軸足

入江昭「日本の外交」 思想とイメージに軸足

 46年前。アメリカの大学で歴史を教える31歳の青年が、創意にみちた本を日本で出した。『日本の外交――明治維新から現代まで』(中公新書)。外交史だが、無味乾燥な年表式記述ではない。先入観抜きで過去を振り返るために用意した………[もっと読む]

[掲載]2012年10月31日
[コラム]インタビュー

ここに掲載されている記事や書評などの情報は、原則的に初出時のものです。

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