インタビュー

朝日新聞に掲載された、本にまつわる人々のインタビュー記事です。

安西水丸「青の時代」 一発勝負、描き方の原点

安西水丸「青の時代」 一発勝負、描き方の原点

■時の回廊   団塊世代の青春時代、雑誌「ガロ」があった。あの時代、「ガロ」は日本の漫画表現の先頭を走っていた。そこから単行本 『青の時代』 (1980年)が生まれ、安西水丸というイラストレーターも生まれた。日々起こる様………[もっと読む]

[掲載]2012年06月29日
[コラム]インタビュー

「あのずば抜けた新人」再び 文学界新人賞の小祝百々子

「あのずば抜けた新人」再び 文学界新人賞の小祝百々子

 千を超える応募作の中から一つの才能と出合うことは偶然か必然か。第114回文学界新人賞はその両者を感じさせる結果だった。  受賞作は小祝百々子(こいわい・ももこ)(32)の「こどもの指につつかれる」。贈呈式で選考委員の花………[もっと読む]

[掲載]2012年06月29日
[コラム]インタビュー

炭鉱の警官、父の謎追う 西村健「地の底のヤマ」

炭鉱の警官、父の謎追う 西村健「地の底のヤマ」

 第33回吉川英治文学新人賞を受賞した作家、西村健(46)は、第30回日本冒険小説協会大賞にも選ばれた。受賞作「地の底のヤマ」の舞台は福岡県大牟田市。近代日本の発展を支えたこの炭鉱町で、西村は少年時代を過ごした。  「地………[もっと読む]

[掲載]2012年06月28日
[コラム]インタビュー

「死」を考えるきっかけに 安田依央「終活ファッションショー」

「死」を考えるきっかけに 安田依央「終活ファッションショー」

 いのちの終わりに備える人々を描いた『終活ファッションショー』(集英社)が刊行された。執筆した作家の安田依央は「死について考えることは生きることについて考えること。小説を通して、死を自分のこととして考えてほしい」と話す。………[もっと読む]

[掲載]2012年06月22日
[コラム]インタビュー

松丸本舗の「文脈棚」監修・松岡正剛に聞く「書店のこれから」

松丸本舗の「文脈棚」監修・松岡正剛に聞く「書店のこれから」

 ネット書店に対抗しようと、街の本屋さんは頭をひねっている。答えのひとつが「文脈棚」。本を著者別や分野別でなく「意味」でつなげて棚に並べる。この手法で実績をあげているのが東京駅そばの丸善丸の内本店4階にある「松丸本舗」。………[もっと読む]

[掲載]2012年06月22日
[コラム]インタビュー

「カフカ=ホサカ式練習帳」が示す小説の自由

「カフカ=ホサカ式練習帳」が示す小説の自由

 小説とは何かを問いかける保坂和志の『カフカ式練習帳』(文芸春秋)が刊行された。出会った猫やカラスの話、小学校時代の思い出や夢の記憶、折にふれ読んだ本からの引用など、さまざまな断片がとりとめなく並ぶ。カフカが遺したメモに………[もっと読む]

[掲載]2012年06月21日
[コラム]インタビュー

三木卓『K』 不可解で、たぶん愛しかった妻

三木卓『K』 不可解で、たぶん愛しかった妻

 作家で詩人の三木卓が、妻を亡くし「47年間の夫婦生活という痛切な体験を考えてみる必要がある」と思い立って書いた『K(ケイ)』(講談社)が刊行された。「実名でありのまま書いた。うそのない私小説」という。  「K」とは妻で………[もっと読む]

[文]吉村千彰 [掲載]2012年06月08日
[コラム]インタビュー

生誕130年、茂吉と向き合う 時代や手法に注目

生誕130年、茂吉と向き合う 時代や手法に注目

 今年は近代短歌の巨星・斎藤茂吉の生誕130年。時代を超えて読み継がれ、現代短歌に影響を与えてきた仕事に、改めて向き合う試みが相次いでいる。 ■時代読み解く岡井隆  茂吉研究で知られる歌人の岡井隆(84)が『今から読む斎………[もっと読む]

[文]伊佐恭子 [掲載]2012年06月08日
[コラム]インタビュー

〈時の回廊〉夏樹静子「Wの悲劇」 クイーンに見て欲しくて

〈時の回廊〉夏樹静子「Wの悲劇」 クイーンに見て欲しくて

 たびたび映像化され、現在も連続ドラマで放送中の『Wの悲劇』(1982年、光文社文庫・角川文庫)。山中湖畔の別荘を舞台に、資産家の和辻一族をめぐる殺人事件を描いた本格推理小説だ。親交のあったエラリー・クイーンへのオマージ………[もっと読む]

[掲載]2012年06月01日
[コラム]インタビュー

世界の不思議に目覚める子ら 川上弘美「七夜物語」刊行

世界の不思議に目覚める子ら 川上弘美「七夜物語」刊行

 川上弘美の初の長編ファンタジー『七夜物語 上下』(朝日新聞出版)が刊行された。朝日新聞の連載に加筆修正した、大人も読み応え十分の児童文学だ。  物語は〈さよは、いつも不思議に思っていた〉で始まる。さよは、母と2人暮らし………[もっと読む]

[文]吉村千彰 [掲載]2012年05月25日
[コラム]インタビュー

「私」の不在 軽妙に切実に 三島賞競った好対照な2作

「私」の不在 軽妙に切実に 三島賞競った好対照な2作

 15日に決まった第25回の三島由紀夫賞は、選考委員の平野啓一郎が「今回はどの作品もレベルが高かった」と総評したように、実力のある作家の名前が並んだ。6候補作から、青木淳悟『私のいない高校』(講談社)と柴崎友香「わたしが………[もっと読む]

[掲載]2012年05月25日
[コラム]インタビュー

〈時の回廊〉荒井晴彦「赫い髪の女」 脚色を通して文学批評

〈時の回廊〉荒井晴彦「赫い髪の女」 脚色を通して文学批評

 成人映画として不当な扱いを受けていた日活ロマンポルノに、1979年、文学の薫りを濃厚に漂わせた傑作が生まれた。中上健次の短編「赫髪」を神代辰巳監督が映像化した「赫(あか)い髪の女」。男女のアンニュイな性行為がひたすら描………[もっと読む]

[掲載]2012年05月25日
[コラム]インタビュー

田中慎弥、芥川賞後初の短編集「掌劇場」

田中慎弥、芥川賞後初の短編集「掌劇場」

■世の中と向き合う方法は書くことだけ  「共喰(ぐ)い」で芥川賞を受けた田中慎弥が、受賞後初の短編集『田中慎弥の掌劇場(しょうげきじょう)』(毎日新聞社)を出した。月1回の新聞連載を、2008年秋から今年1月分までまとめ………[もっと読む]

[文]佐藤実千秋 [掲載]2012年05月18日
[コラム]インタビュー

絵本作家センダックさん悼む 悩み成長、新しい子ども観

絵本作家センダックさん悼む 悩み成長、新しい子ども観

 絵本の大家モーリス・センダックさんが8日、83歳で亡くなった。独特の絵柄と子どもの心の内部を隠さずに描いたストーリーで、世界中に影響を残した。  「20世紀の最も重要な児童書作家が死去」。ニューヨーク・タイムズは1面で………[もっと読む]

[掲載]2012年05月17日
[コラム]インタビュー

〈時の回廊〉佐藤愛子「戦いすんで日が暮れて」 ユーモアは家風

〈時の回廊〉佐藤愛子「戦いすんで日が暮れて」 ユーモアは家風

 転んでもただでは起きない。借金を背負い込んだ実体験が基になった短編集『戦いすんで日が暮れて』(講談社文庫)で直木賞を受けたのが1969年。以降、波瀾(はらん)万丈の人生を小説やエッセーに描いてきた。逆境なのにユーモアが………[もっと読む]

[掲載]2012年05月11日
[コラム]インタビュー

ここに掲載されている記事や書評などの情報は、原則的に初出時のものです。

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