インタビュー

朝日新聞に掲載された、本にまつわる人々のインタビュー記事です。

水村美苗「母の遺産」 終末医療の悩み、長編に

水村美苗「母の遺産」 終末医療の悩み、長編に

 「なぜ人生美しく終わらないんでしょうね」。『母の遺産――新聞小説』(中央公論新社)を刊行した水村美苗は、そう言って笑った。実母をみとり、終末医療の問題に直面した体験をふまえた長編小説だ。  「ママ、いったいいつになった………[もっと読む]

[掲載]2012年05月11日
[コラム]インタビュー

帚木蓬生の2部作に医療小説大賞 軍医の記録で大戦描く

帚木蓬生の2部作に医療小説大賞 軍医の記録で大戦描く

 「医療とは何か」を考える作品が、第1回日本医療小説大賞の受賞作になった。作家で精神科医の帚木蓬生(ははきぎ・ほうせい)による『蠅(はえ)の帝国』『蛍の航跡』(新潮社)は「軍医たちの黙示録」という副題のついた2部作だ。 ………[もっと読む]

[掲載]2012年05月11日
[コラム]インタビュー

サラダ記念日から25年 俵万智、震災後つづった歌集

サラダ記念日から25年 俵万智、震災後つづった歌集

 歌人俵万智が歌集『風が笑えば』(中央公論新社)を出した。ミリオンセラー『サラダ記念日』刊行から25年。節目の歌集には、大震災後の日々をつづったエッセーを織り込んだ。「特別な一冊になりました」と語る。  《川べりの道を散………[もっと読む]

[掲載]2012年05月04日
[コラム]インタビュー

被災地に残されたペット救出を取材 森絵都が新刊

被災地に残されたペット救出を取材 森絵都が新刊

 ある日突然、町から人が消え、犬や猫が取り残された。作家の森絵都は原発事故で飼い主と離ればなれになった犬や猫を保護する「ペットレスキュー」を取材し、ノンフィクション『おいで、一緒に行こう』(文芸春秋)を書いた。  震災直………[もっと読む]

[掲載]2012年05月04日
[コラム]インタビュー

キュレーターが語る本 南條史生さん、長谷川祐子さん

キュレーターが語る本 南條史生さん、長谷川祐子さん

 国際的に活躍する現代美術のキュレーター2人が、関わってきた作家や作品を語る本を相次いで出版した。それぞれの歩みをたどることで、現代美術をより深く楽しむことができる構成になっている。  国内外の展覧会を企画するキュレータ………[もっと読む]

[掲載]2012年04月21日
[コラム]インタビュー

故郷・東北のこどもたちへ 歴史社会学研究者・山内明美

故郷・東北のこどもたちへ 歴史社会学研究者・山内明美

 震災で打撃を受けた宮城県南三陸町。そこで生まれ育った経験と、故郷の稲作を見つめた歴史研究の蓄積をもとに3・11後、印象的な言葉を発信している。  稲作農家に生まれ、高卒後は大学進学の機を待ちつつ町の臨時職員として働いた………[もっと読む]

[掲載]2012年04月13日
[コラム]インタビュー

名画×ミステリー×初挑戦 高樹のぶ子と原田マハ

名画×ミステリー×初挑戦 高樹のぶ子と原田マハ

 恋愛小説の名手である高樹のぶ子が、初めてミステリーを手がけた。実際にあったロートレックの絵画盗難事件を元にした長編『マルセル』(毎日新聞社)だ。芥川賞選考委員の中では最年長になったが「冒険しても許してもらえる、せいぜい………[もっと読む]

[掲載]2012年04月13日
[コラム]インタビュー

〈時の回廊〉鎌田慧「自動車絶望工場」 夢も希望も奪い去る労働

〈時の回廊〉鎌田慧「自動車絶望工場」 夢も希望も奪い去る労働

 1972年秋から6カ月間、愛知県豊田市にあるトヨタ自動車工場で期間工として働いた。当時、34歳。その体験を基に書いたのが『自動車絶望工場』だ。そこには合理化を進める企業と疎外される労働者の姿があった。若者たちの「夢」は………[もっと読む]

[掲載]2012年04月13日
[コラム]インタビュー

震災、日本は開かれたのか 『災害ユートピア』著者

震災、日本は開かれたのか 『災害ユートピア』著者

 大災害後に連帯のコミュニティーが生まれることを描いた『災害ユートピア』(亜紀書房)の著者で、世界の被災地を取材している米国人ジャーナリストのレベッカ・ソルニットが初来日した。3月9日から11日まで岩手、宮城を回り、東京………[もっと読む]

[掲載]2012年03月29日
[コラム]インタビュー

〈時の回廊〉野坂昭如「火垂るの墓」 復興、繁栄の危うさ裏表

〈時の回廊〉野坂昭如「火垂るの墓」 復興、繁栄の危うさ裏表

 いつの時代も、痛みや苦しみは子どもたちに押し寄せる。戦争で浮浪児となった兄妹が飢えて、死んでゆく『火垂(ほた)るの墓』(新潮文庫)。ドロップの缶から骨のかけらがころりとこぼれる。悲しくも美しい小説は、野坂昭如の原点だ。………[もっと読む]

[掲載]2012年03月16日
[コラム]インタビュー

後ろめたい、でも逃げずに言う 映画「311」森達也監督

後ろめたい、でも逃げずに言う 映画「311」森達也監督

 森達也、綿井健陽(たけはる)、松林要樹、安岡卓治の4人が東日本大震災の被災地で撮ったドキュメンタリー「311」が公開されている。被災地取材のあり方を過激に問う内容だ。  両親を失った子供が避難所にいるとの情報を得た森監………[もっと読む]

[掲載]2012年03月11日
[コラム]インタビュー

20代男子が描く距離感 羽田圭介と朝井リョウ

20代男子が描く距離感 羽田圭介と朝井リョウ

 20代の若手作家2人が最近出した作品が、話題を呼んでいる。携帯メールや高校を題材に、現代社会でもがく若者の姿を浮き彫りにしようとしている。 ■26歳 羽田圭介「隠し事」  恋人の携帯メールを盗み見たことで、疑うことに振………[もっと読む]

[掲載]2012年03月09日
[コラム]インタビュー

窪美澄が新刊 「家族の愛情、適温はない」

窪美澄が新刊 「家族の愛情、適温はない」

 デビュー作『ふがいない僕は空を見た』が山本周五郎賞を受け、10万部のベストセラーとなった作家、窪美澄の新刊『晴天の迷いクジラ』(新潮社)が出た。2作目となる長編小説も、家族が大きなテーマだ。  若手デザイナーの由人は仕………[もっと読む]

[掲載]2012年03月09日
[コラム]インタビュー

進み続け「わたし」と出会う 『花酔ひ』を刊行した作家・村山由佳さん

進み続け「わたし」と出会う 『花酔ひ』を刊行した作家・村山由佳さん

 謹厳なモラリストと火宅の人という二つの人格が同居している。村山由佳さんの物語はその引き裂かれた自己を見つめることで生み出されてきた。人間の欲望は翼を持つことと根を生やすことに二分されるとしたら、翼も根も求めてしまう苦し………[もっと読む]

[文]加藤修 [掲載]2012年02月26日
[コラム]インタビュー

震災後 詩を信じる、疑う 吉増剛造と谷川俊太郎

震災後 詩を信じる、疑う 吉増剛造と谷川俊太郎

 東日本大震災は、言葉のみで作られる詩の世界の地軸をも強く揺さぶった。詩人たちは、震災後の世界とどう対峙(たいじ)し、自らの仕事や役割をどう位置づけているのか。日本の現代詩を代表する吉増剛造と谷川俊太郎にいま「詩とは何か………[もっと読む]

[文]聞き手・赤田康和 [掲載]2012年02月24日
[コラム]インタビュー

ここに掲載されている記事や書評などの情報は、原則的に初出時のものです。

ページトップへ戻る