インタビュー

朝日新聞に掲載された、本にまつわる人々のインタビュー記事です。

異なる個性、溶けあう 阿部和重・伊坂幸太郎、共作「キャプテンサンダーボルト」

異なる個性、溶けあう 阿部和重・伊坂幸太郎、共作「キャプテンサンダーボルト」

 阿部和重と伊坂幸太郎。二人の作家の発想が溶けあい、一つの作品に結実した。共作『キャプテンサンダーボルト』(文芸春秋)は、文章までお互いが手を入れた。伏線と謀略と遊び心が張りめぐらされた作品には、東日本大震災をまたぐ創作………[もっと読む]

[掲載]2014年12月02日
[コラム]インタビュー

中国の歴史、「人」でひもとく 井波律子「中国人物伝」

中国の歴史、「人」でひもとく 井波律子「中国人物伝」

 中国文学者の井波律子・国際日本文化研究センター名誉教授が、「中国人物伝」(岩波書店、全4巻)を刊行中だ。春秋戦国時代以降の様々な分野の人の約100の人物伝を時代順に並べ、中国の歴史をたどることができる内容だ。  登場す………[もっと読む]

[掲載]2014年11月25日
[コラム]インタビュー

鎖国に映す、日本の現実 独在住の多和田葉子、小説集「献灯使」

鎖国に映す、日本の現実 独在住の多和田葉子、小説集「献灯使」

 大災害が起きた後、人々はどう暮らしていくのか――。ドイツ在住の作家・多和田葉子が、小説集『献灯使(けんとうし)』(講談社)でさまざまな「日本」を描き出した。人と人とのつながり、いとおしいと思う心、世代をつなぐこと。破壊………[もっと読む]

[掲載]2014年11月25日
[コラム]インタビュー

勝負の波、乗って溺れる 沢木耕太郎「波の音が消えるまで」

勝負の波、乗って溺れる 沢木耕太郎「波の音が消えるまで」

 あるはずのないバカラの必勝法を追い求めて魔界を分け入っていく青年を描いた沢木耕太郎の長編小説『波の音が消えるまで』(新潮社)が刊行された。行く先に待っているのは「破滅」だとわかっていても、勝負の「波」に乗り、「波」に投………[もっと読む]

[掲載]2014年11月25日
[コラム]インタビュー

生への希望と否定と 文芸賞に2作品 李龍徳と金子薫

生への希望と否定と 文芸賞に2作品 李龍徳と金子薫

 文芸賞(河出書房新社主催)は、山田詠美、綿矢りさら個性豊かな作家をデビューさせてきた新人賞だ。今年は対照的な2作に贈られた。悪意と性が織りなす心中物語、李龍徳(イヨンドク)(37)の「死にたくなったら電話して」と、生き………[もっと読む]

[掲載]2014年11月18日
[コラム]インタビュー

漂流日本に再生の萌芽 英ジャーナリスト出版本が話題

漂流日本に再生の萌芽 英ジャーナリスト出版本が話題

 バブル崩壊以来、漂流しているかのような日本を、英紙ジャーナリストが論じた『日本―喪失と再起の物語』(早川書房、仲達志訳)が刊行された。東日本大震災を機に、過去にも大きな国難を乗り越えてきた歴史を持つ日本の姿を、英語圏に………[もっと読む]

[掲載]2014年11月18日
[コラム]インタビュー

戦国生きた謀略家の苦悩照らす『宇喜多の捨て嫁』 木下昌輝さん

戦国生きた謀略家の苦悩照らす『宇喜多の捨て嫁』 木下昌輝さん

■宇喜多直家を描き作家デビュー きのしたまさき(40歳)  娘を嫁がせ、油断させておいて寝首をかく。家族さえ捨て石にした謀略家と伝わる戦国時代の武将、宇喜多直家を描いた「宇喜多の捨て嫁」(文芸春秋)で作家デビューした。 ………[もっと読む]

[掲載]2014年11月05日
[コラム]インタビュー

新人賞候補、注目の2氏 木村友祐・戌井昭人

新人賞候補、注目の2氏 木村友祐・戌井昭人

 2009年にデビューし、三島賞候補になった「イサの氾濫(はんらん)」で震災後文学の可能性を開いた木村友祐(44)。08年のデビュー以来、芥川賞候補に何度もあがってきた戌井昭人(いぬいあきと)(43)。パッとしないが、ど………[もっと読む]

[掲載]2014年10月28日
[コラム]インタビュー

「異質な他者」生む、犯罪報道の危うさ 早見和真が社会派ミステリー

「異質な他者」生む、犯罪報道の危うさ 早見和真が社会派ミステリー

 映画「ひゃくはち」「ぼくたちの家族」の原作で知られる早見和真(37)が、犯罪報道の危うさに斬り込んだ社会派ミステリー『イノセント・デイズ』(新潮社)を出した。ページを繰る度に「正義」とされるものの土台が崩れていく思いが………[もっと読む]

[文]板垣麻衣子 [掲載]2014年10月21日
[コラム]インタビュー

童心あふれるファンタジー 恒川光太郎「スタープレイヤー」

童心あふれるファンタジー 恒川光太郎「スタープレイヤー」

 願いがかなうと言えば「三つ」が相場だが、この作品では「十の願い」がかなう。今年、日本推理作家協会賞を受賞した恒川光太郎(41)の受賞第1作『スタープレイヤー』(角川書店)。「子どもの頃から書きたかった」という童心あふれ………[もっと読む]

[文]板垣麻衣子 [掲載]2014年10月14日
[コラム]インタビュー

ノーベル文学賞をめぐる潮流を語り合う 鴻巣さんと辛島さんが対談

ノーベル文学賞をめぐる潮流を語り合う 鴻巣さんと辛島さんが対談

 今年のノーベル文学賞は、フランスのパトリック・モディアノに決まった。例年、有力候補にあがる村上春樹をはじめ、日本の文学はいま、世界にどのように受け入れられているのか。翻訳家の鴻巣友季子さんと、日本の現代文学の英訳を手が………[もっと読む]

[掲載]2014年10月14日
[コラム]インタビュー

愛国って何? 森達也監督、若者との対話を本に

愛国って何? 森達也監督、若者との対話を本に

 オウム真理教に密着したドキュメンタリー「A」など、社会の同調圧力に挑むような作風で知られる映画監督の森達也(58)。ネット上でも盛んに議論されている中国、韓国との関係や愛国心について、若者たちと対話した新著を出した。 ………[もっと読む]

[掲載]2014年10月07日
[コラム]インタビュー

規範に従う生、鋭く問う 羽田圭介「メタモルフォシス」

規範に従う生、鋭く問う 羽田圭介「メタモルフォシス」

 厳しいノルマに追われる証券マンと、SMクラブの女王様に命じられるままに従う「奴隷」という二つの顔を持つ男を描いた羽田圭介の『メタモルフォシス』(新潮社)が刊行された。物語の設定は特殊だが、日々の生活の中でいつのまにか刷………[もっと読む]

[掲載]2014年10月07日
[コラム]インタビュー

大江健三郎が自選集 短編、戦後の精神表現 3・11後に読み返す

大江健三郎が自選集 短編、戦後の精神表現 3・11後に読み返す

 小説を書く習慣に鍛えられた力で、人生の困難を乗り越えてきた――ノーベル賞作家の大江健三郎さん(79)が、3・11後に自作短編を読み返し、23作を選んで手を入れた『大江健三郎自選短篇』(岩波文庫)を刊行した。800ページ………[もっと読む]

[掲載]2014年10月01日
[コラム]インタビュー

排外主義の悪循環を超えて テッサ・モーリス=スズキさん

排外主義の悪循環を超えて テッサ・モーリス=スズキさん

 日本や東北アジアの近現代史研究で知られる、オーストラリア国立大学のテッサ・モーリス=スズキ教授。今年邦訳が出た『日本を再発明する』では、個々人が国境という枠に閉じ込められずにつながり合う世界の可能性を、歴史の中に探った………[もっと読む]

[文]編集委員・塩倉裕 [掲載]2014年09月30日
[コラム]インタビュー

ここに掲載されている記事や書評などの情報は、原則的に初出時のものです。

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