インタビュー

朝日新聞に掲載された、本にまつわる人々のインタビュー記事です。

放射能・電気に向き合った初めての長編小説 小林エリカさん

放射能・電気に向き合った初めての長編小説 小林エリカさん

こばやしえりか (36歳)  初めての長編小説『マダム・キュリーと朝食を』(集英社)が、今年の三島賞と芥川賞の候補作になった。放射能や電気、人間を含めた生物の歴史に挑戦した意欲作だ。  「北の町に大きな地震と津波がやって………[もっと読む]

[文]宇佐美貴子 [掲載]2014年08月26日
[コラム]インタビュー

バブル後の「歴史」語る2冊 清武英利さん・佐々木実さん

バブル後の「歴史」語る2冊 清武英利さん・佐々木実さん

 日本経済に深い傷痕を残したバブル崩壊と、それに続く「構造改革」の時代を描いた二つの作品に、今年の講談社ノンフィクション賞と大宅壮一ノンフィクション賞が贈られた。前者の『しんがり 山一證券 最後の12人』(清武英利著、講………[もっと読む]

[文]都築和人 [掲載]2014年08月26日
[コラム]インタビュー

「吾輩ハ猫ニナル」で芥川賞候補に 横山悠太さん

「吾輩ハ猫ニナル」で芥川賞候補に 横山悠太さん

 (よこやま・ゆうた 32歳)  小説「吾輩ハ猫ニナル」で群像新人文学賞を受賞してデビューしたばかり。芥川賞候補にもなり、受賞は逃したものの、さっそく単行本が刊行(講談社)された。  1981年生まれ。岡山県出身。23歳………[もっと読む]

[掲載]2014年08月19日
[コラム]インタビュー

本の手触り、読書の「錨」 装幀家・菊地信義が作品集

本の手触り、読書の「錨」 装幀家・菊地信義が作品集

 1万数千点の本を手がけてきた装幀(そうてい)家、菊地信義(70)。1997年から17年間に装った約6千点の本のうち、約1400点を『菊地信義の装幀』(集英社)にまとめた。グローバル化が進み、画一化が避けられない時代。装………[もっと読む]

[掲載]2014年08月19日
[コラム]インタビュー

戦闘機、設計者ならではの描写 『推定脅威』で松本清張賞・未須本有生さん

戦闘機、設計者ならではの描写 『推定脅威』で松本清張賞・未須本有生さん

 葉室麟や山本兼一らが輩出してきた松本清張賞。今年は、大手航空機メーカーで戦闘機の設計をしていたという未須本有生(みすもとゆうき)(50)の『推定脅威』(文芸春秋)が選ばれた。「デビュー即日本一の航空小説の書き手」(石田………[もっと読む]

[文]板垣麻衣子 [掲載]2014年08月05日
[コラム]インタビュー

「紅楼夢」に夢中、新訳に15年 丁寧な注、登場人物わかりやすく 井波陵一・京大教授

「紅楼夢」に夢中、新訳に15年 丁寧な注、登場人物わかりやすく 井波陵一・京大教授

 中国長編小説の金字塔といわれる「紅楼夢(こうろうむ)」(曹雪芹〈そうせつきん〉著)の新訳(岩波書店、全7冊)を、井波陵一(いなみりょういち)・京都大人文科学研究所教授(61)=中国文学=が完成させた。本格的に訳し始めて………[もっと読む]

[文]大村治郎 [掲載]2014年08月05日
[コラム]インタビュー

原田医師しのび課題図書に 水俣病一筋「よかたい先生」

原田医師しのび課題図書に 水俣病一筋「よかたい先生」

 水俣病の研究や患者支援に尽くした原田正純医師の死去から2年。その足跡や人柄を伝える児童向けの本が出版され、この夏の読書感想文コンクールの課題図書になっている。水俣病に関わり続けたわけを「見てしまった責任」と語っていた原………[もっと読む]

[文]田中久稔 [掲載]2014年07月25日
[コラム]インタビュー

料理が持つ「幸せにする力」 作家・藤野恵美さん

料理が持つ「幸せにする力」 作家・藤野恵美さん

 ■藤野恵美(めぐみ)さん(36歳)  心のこもった料理には、人を前向きにし、幸せにする力がある。児童文学を中心に活躍してきた作家、藤野恵美(めぐみ)が大人向けに描いた小説の2作目、「初恋料理教室」(ポプラ社)からは、そ………[もっと読む]

[掲載]2014年07月22日
[コラム]インタビュー

石巻の製紙工場「奇跡」の記録 出版支える場…「タスキ渡された」

石巻の製紙工場「奇跡」の記録 出版支える場…「タスキ渡された」

 東日本大震災とその後の津波によって全機能が停止した日本製紙石巻工場(宮城県石巻市)。あまりの惨状を目にした誰もが「工場閉鎖」を覚悟するほどの絶望的な状況から、半年でマシン(8号機)を再生させた「奇跡の復興」を、ノンフィ………[もっと読む]

[掲載]2014年07月17日
[コラム]インタビュー

しがみつく集団心理描く 吉村萬壱、意欲の新刊「ボラード病」

しがみつく集団心理描く 吉村萬壱、意欲の新刊「ボラード病」

 原発が登場するわけでも、津波が来るわけでもない。けれどあの震災以降の社会を、連想せずにいられない。作家・吉村萬壱(まんいち)の『ボラード病』(文芸春秋)は、避難先から住民が戻った架空の町が舞台。信じたいものにしがみつく………[もっと読む]

[掲載]2014年07月08日
[コラム]インタビュー

宮本輝が新刊「満月の道」 「流転の海」シリーズ第7部

宮本輝が新刊「満月の道」 「流転の海」シリーズ第7部

 書き始めたときは、34歳だった。今年67歳になった作家、宮本輝の新刊「満月の道」(新潮社)は、9部で完結する大長編「流転の海」シリーズの第7部。30年以上の時を超えて紡がれてきた物語はいよいよ、結末を見据える段階にさし………[もっと読む]

[掲載]2014年07月01日
[コラム]インタビュー

養老孟司『「自分」の壁』発表 登園拒否体験から着想

養老孟司『「自分」の壁』発表 登園拒否体験から着想

 2003年の大ヒット作『バカの壁』で知られる解剖学者・養老孟司(76)が新著『「自分」の壁』(新潮新書)を発表した。「壁」シリーズとしては8年ぶり、4冊目。今なぜ「自分」なのか。  『バカの壁』は437万部、04年の『………[もっと読む]

[掲載]2014年07月01日
[コラム]インタビュー

反省しない日本人へ 奥泉光「東京自叙伝」、ニヒルな戦後の保守政治を批判

反省しない日本人へ 奥泉光「東京自叙伝」、ニヒルな戦後の保守政治を批判

 戦後の保守政治への批判を込めた、奥泉光の長編小説『東京自叙伝』(集英社)が刊行された。幕末から現代まで、東京を舞台に、独り語りでテンポ良く進む。ユーモアたっぷりで笑いながら読んでいくと、福島の原発事故と東京の未来がダブ………[もっと読む]

[掲載]2014年06月24日
[コラム]インタビュー

淺川継太さん 人間性回復に挑んだ「身感覚系」

淺川継太さん 人間性回復に挑んだ「身感覚系」

(あさかわけいた 34歳)  異様な出来事を描きながら清らかな印象さえ与える作家、淺川継太が作品集『ある日の結婚』(講談社)を刊行した。初の単行本。中学生の頃から夢みた「作家」と呼ばれ、照れつつ「うれしい」。  群像新人………[もっと読む]

[文](編集委員・吉村千彰) [掲載]2014年06月20日
[コラム]インタビュー

負け続けの武将に人生重ねて 仁志耕一郎が新刊「とんぼさま」

負け続けの武将に人生重ねて 仁志耕一郎が新刊「とんぼさま」

 家臣に裏切られ、いくさは連戦連敗、先祖代々の領地は奪われる。仁志耕一郎(59)の新刊『とんぼさま』(幻冬舎)は、歴史小説のヒーローとはほど遠い武将が主人公だ。広告マンとして行き詰まり、作家に転身して15年。曲折があった………[もっと読む]

[文](板垣麻衣子) [掲載]2014年06月20日
[コラム]インタビュー

ここに掲載されている記事や書評などの情報は、原則的に初出時のものです。

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