インタビュー

朝日新聞に掲載された、本にまつわる人々のインタビュー記事です。

「乙一」筆名変えた理由は 映画「百瀬、こっちを向いて。」原作の中田永一

「乙一」筆名変えた理由は 映画「百瀬、こっちを向いて。」原作の中田永一

 高校生男女4人の切ない恋愛模様を描いた短編「百瀬、こっちを向いて。」が、早見あかり主演で映画化され、全国公開中だ。「これを書かなかったら作家をやめていたかも知れない」。若くして注目された人気ライトノベル作家・乙一(おつ………[もっと読む]

[掲載]2014年05月27日
[コラム]インタビュー

「治らない」医師と患者の苦悶 日本医療小説大賞受賞・久坂部羊「悪医」

「治らない」医師と患者の苦悶 日本医療小説大賞受賞・久坂部羊「悪医」

 現代医療を題材に書き続けている医師で作家、久坂部羊(くさかべよう)の最新作『悪医』(朝日新聞出版)が、第3回日本医療小説大賞を受賞した。自らの外科医時代の体験を下敷きに、がん治療をめぐる医師と患者の「溝」を見つめた。 ………[もっと読む]

[文]板垣麻衣子 [掲載]2014年05月20日
[コラム]インタビュー

居場所ない人への物語 柳美里「JR上野駅公園口」

居場所ない人への物語 柳美里「JR上野駅公園口」

 作家、柳美里が「構想から12年」という『JR上野駅公園口』(河出書房新社)を刊行した。福島県相馬郡に生まれた男の人生に日本の近現代史を重ねて、私たちが今立っている場所を見つめ直そうとしている。長い出稼ぎの末に家を出たホ………[もっと読む]

[掲載]2014年05月20日
[コラム]インタビュー

運命と偶然、左右される男女 辻原登「寂しい丘で狩りをする」刊行

運命と偶然、左右される男女 辻原登「寂しい丘で狩りをする」刊行

 運命と偶然に左右される人間の悲しみと切なさを描いてきた辻原登が、サスペンス小説『寂しい丘で狩りをする』(講談社)を刊行した。男女4人の追いつ追われつで、ページを繰る手が止まらない。「作家は一種の創造主」と話す著者に聞い………[もっと読む]

[掲載]2014年05月13日
[コラム]インタビュー

文章を愛するからこそ 金井美恵子「エッセイ・コレクション」完結

文章を愛するからこそ 金井美恵子「エッセイ・コレクション」完結

 言葉を使うことに徹底して意識的な作家金井美恵子。なめらかな文章で紡がれる小説とともに、舌鋒(ぜっぽう)鋭いエッセーでもファンを魅了してきた。半世紀にわたる批評やコラムからえりすぐった全4巻の「エッセイ・コレクション 1………[もっと読む]

[掲載]2014年04月22日
[コラム]インタビュー

想像力フルに夢の中へ旅行 村田喜代子の新作小説「屋根屋」

想像力フルに夢の中へ旅行 村田喜代子の新作小説「屋根屋」

 村田喜代子の新作小説『屋根屋』(講談社)が23日に発売される。平凡な主婦と一風変わった屋根職人が夢で出会いを重ねる、不思議な「恋愛未満」小説だ。「夢から覚め、何を見たか思い出せないことって多いでしょ」。描いたのは、そん………[もっと読む]

[文]星賀亨弘 [掲載]2014年04月15日
[コラム]インタビュー

日常に潜む、鮮やかなだまし 長岡弘樹の新刊「波形の声」

日常に潜む、鮮やかなだまし 長岡弘樹の新刊「波形の声」

 『教場』が昨年のミステリーランキングで高い評価を得た長岡弘樹。新刊『波形の声』(徳間書店)は読後感ががらりと変わる。ささやかな気づきから生まれる鮮やかなトリックに、気持ち良くだまされる。  小学4年生の男児がある教師の………[もっと読む]

[文]中村真理子 [掲載]2014年04月01日
[コラム]インタビュー

欲望語ると「ネタ」にされる 朝井リョウ×古市憲寿

欲望語ると「ネタ」にされる 朝井リョウ×古市憲寿

 「草食系」や「さとり世代」――。「最近の若者」とセットで語られるのは、野心や欲望を感じさせない言葉だ。本紙でも昨年8月、作家の渡辺淳一さんと林真理子さんが対談し、若い世代に向けて、ギラギラした野心や欲望の大切さを説いた………[もっと読む]

[掲載]2014年03月25日
[コラム]インタビュー

「モモちゃん」刊行50年 松谷みよ子、シリーズ6冊600万部

「モモちゃん」刊行50年 松谷みよ子、シリーズ6冊600万部

■家族モデルに日常描く  児童文学作家、松谷みよ子の代表作「ちいさいモモちゃん」(講談社)が今年、刊行50年を迎えた。「モモちゃん」シリーズ6冊の累計は600万部以上と児童文学作品では異例のロングセラー。3年後に出版した………[もっと読む]

[文]畑山敦子 [掲載]2014年03月18日
[コラム]インタビュー

「魂が複製される未来」 瀬名秀明が連作集「新生」

「魂が複製される未来」 瀬名秀明が連作集「新生」

 瀬名秀明(46)の3編からなる連作集『新生』(河出書房新社)は震災後の世界を描きながら、小松左京の未完の大作『虚無回廊』にオマージュを捧げた意欲作だ。人工知能を超えて人間の魂を複製する「AE」(人工実存)など、SFの巨………[もっと読む]

[文]中村真理子 [掲載]2014年03月18日
[コラム]インタビュー

被災地の子どもたちの心に寄り添う 真山仁、連作短編集

被災地の子どもたちの心に寄り添う 真山仁、連作短編集

 過酷な企業買収の世界を描いた『ハゲタカ』などで知られる作家、真山仁(51)が、東日本大震災の被災地を舞台にした連作短編集を出した。「阪神大震災を経験した自分だからこそ、今書かなければいけないと思った」という。  『そし………[もっと読む]

[文]柏崎歓 [掲載]2014年03月18日
[コラム]インタビュー

私らしく生きる選択 中原清一郎「カノン」

私らしく生きる選択 中原清一郎「カノン」

 小説『カノン』(河出書房新社)で描かれる10年後の東京では、脳の中で記憶をつかさどる海馬の交換手術が行われる。心と体、男と女、家族とは……「私らしく生きる」ことを問い掛ける。  海馬を交換するのは、末期がんを患う58歳………[もっと読む]

[掲載]2014年03月18日
[コラム]インタビュー

小説書きながら「思考がのびていく」 彩瀬まるさん

小説書きながら「思考がのびていく」 彩瀬まるさん

 「女による女のためのR―18文学賞」から誕生した書き手の活躍がめざましい。その一人が2010年にデビューした彩瀬(あや・せ)まる(28)。『骨を彩る』(幻冬舎)は、「喪失」というテーマで各編をつないだ書き下ろしの連作短………[もっと読む]

[掲載]2014年03月07日
[コラム]インタビュー

現代の人間失格描く 西加奈子「舞台」

現代の人間失格描く 西加奈子「舞台」

 自意識とは若者をもっとも悩ませ、それゆえに青春を色づかせる。西加奈子『舞台』(講談社)は、とびきり自意識過剰な青年が旅先で高揚感と羞恥(しゅうち)心に揺れ、自問を重ねる。明るくユーモラスな筆致でつづる長編は現代版の太宰………[もっと読む]

[掲載]2014年02月26日
[コラム]インタビュー

心の病に見る日本人 最相葉月の新著「セラピスト」

心の病に見る日本人 最相葉月の新著「セラピスト」

 心の病や統合失調症という病名を多くの人が話題にするようになった。患者の体験記や症例リポートは出ているが、「治す側はどういう人たちなんだろう」と思ったノンフィクションライターの最相葉月が新著『セラピスト』(新潮社)を刊行………[もっと読む]

[文]編集委員・吉村千彰 [掲載]2014年02月19日
[コラム]インタビュー

ここに掲載されている記事や書評などの情報は、原則的に初出時のものです。

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