インタビュー

朝日新聞に掲載された、本にまつわる人々のインタビュー記事です。

地方を肯定、爽やかな故郷に 辻村深月『島はぼくらと』

地方を肯定、爽やかな故郷に 辻村深月『島はぼくらと』

 地方で生きる閉塞(へいそく)感や息苦しさを繊細にすくいとる名手、辻村深月は昨夏の直木賞でもそう評価された。ところが受賞後第一作『島はぼくらと』(講談社)は、地方を舞台にしながら、明るく開放的な青春小説になった。否定を重………[もっと読む]

[文]中村真理子 [掲載]2013年07月03日
[コラム]インタビュー

加藤周一論、加藤周一的に 仏文学者・海老坂武が迫る

加藤周一論、加藤周一的に 仏文学者・海老坂武が迫る

 「加藤(周一)の文体は私の文体の血肉の一部となっているかもしれない」と書いたことがあるフランス文学者海老坂武が、『加藤周一』(岩波新書)をまとめた。  加藤は20年以上にわたってエッセー「夕陽妄語」を本紙に毎月執筆し、………[もっと読む]

[文]編集委員・村山正司 [掲載]2013年06月26日
[コラム]インタビュー

米谷ふみ子 エッセー集 米国流わがままのススメ

米谷ふみ子 エッセー集 米国流わがままのススメ

 「普通のアメリカ人」の普通ではない人生を、作家米谷(こめたに)ふみ子(82)が切り取ったエッセー集『ロサンゼルスの愛すべきダンス仲間』(マガジンハウス)が刊行された。米国在住50年以上になる米谷による「わがままのススメ………[もっと読む]

[文]編集委員・吉村千彰 [掲載]2013年06月19日
[コラム]インタビュー

「平和優先主義」提唱する 松元雅和さん

「平和優先主義」提唱する 松元雅和さん

 平和主義は国民主権、基本的人権の尊重と共に憲法の3大原則だ。だが、平和主義を空想的と退ける思想は数多い。批判的な思想との対話を通じ、説得力のある平和主義を探る松元雅和・島根大准教授(政治哲学)に聞いた。たどり着いた立場………[もっと読む]

[文]編集委員・村山正司 [掲載]2013年06月19日
[コラム]インタビュー

ネット選挙 政治に近づこう 西田亮介さん

ネット選挙 政治に近づこう 西田亮介さん

 夏の参院選からインターネットを使った選挙運動が可能になる。日本社会はどう変わる可能性があるのか。5月末に『ネット選挙 解禁がもたらす日本社会の変容』(東洋経済新報社)を刊行した西田亮介・立命館大特別招聘(しょうへい)准………[もっと読む]

[文]高久潤 [掲載]2013年06月12日
[コラム]インタビュー

「創造力」持って憲法考える 木村草太さん

「創造力」持って憲法考える 木村草太さん

■首都大学東京准教授 木村草太さん(32)  憲法改正の議論は、時に熱を帯びる。だが、条文をじっくり読み、その意味を考えたことは意外に少ないのでは? 首都大学東京准教授、木村草太(32)の『憲法の創造力』(NHK出版新書………[もっと読む]

[文]高久潤 [掲載]2013年06月12日
[コラム]インタビュー

改憲は戦後の知恵壊す 「96条の会」結成 樋口陽一さん

改憲は戦後の知恵壊す 「96条の会」結成 樋口陽一さん

■樋口陽一 東京大・東北大名誉教授  改憲発議要件を国会議員の3分の2から過半数に改めようとする安倍政権の憲法96条改正への反対を掲げ、アカデミズムを代表する学者らが「96条の会」を結成した。代表は東大・東北大名誉教授の………[もっと読む]

[掲載]2013年06月11日
[コラム]インタビュー

安直さに流されぬ物語 千枚のメガノベル 古川日出男さん

安直さに流されぬ物語 千枚のメガノベル 古川日出男さん

 形を変え、声を変え、10年をかけて書き継いできた。古川日出男の『南無ロックンロール二十一部経』(河出書房新社)は原稿用紙にして千枚。物語に何ができるのかを問い直す「メガノベル」だ。  三つの物語が並行して進んでゆく。カ………[もっと読む]

[文]中村真理子 [掲載]2013年06月05日
[コラム]インタビュー

幸せのカギ 脱成長にあり 仏のラトゥーシュ氏に聞く

幸せのカギ 脱成長にあり 仏のラトゥーシュ氏に聞く

 アベノミクスで経済成長への期待が膨らむなか、成長に「否(ノン)」を突きつけているのが〈脱成長〉の必要性を説き続ける仏の経済哲学者のセルジュ・ラトゥーシュ氏だ。成長の何が問題なのか? 来日を機に聞いた。  〈脱成長〉とい………[もっと読む]

[文]高久潤 [掲載]2013年06月05日
[コラム]インタビュー

3年ぶり長編 「聖なる怠け者の冒険」 森見登美彦さん

3年ぶり長編 「聖なる怠け者の冒険」 森見登美彦さん

 森見登美彦の3年ぶりの長編小説『聖なる怠け者の冒険』(朝日新聞出版)が刊行された。本紙の連載を全面的に書き直した待望の単行本化。途中体調も崩した森見だが、今年デビュー10年の節目を迎え、「小説の世界に戻って来られてよか………[もっと読む]

[文]吉村千彰 [掲載]2013年05月29日
[コラム]インタビュー

佐伯一麦が私小説2作 震災・身体の喪失と向き合う

佐伯一麦が私小説2作 震災・身体の喪失と向き合う

 失うことと、どう向き合えばいいのか。作家の佐伯一麦(53)が、東日本大震災を挟んで書き継いだ二つの小説で語っている。住まいの仙台市で震災に直面した私小説家は、震災の喪失感も作品に織り込んだ。  長編『還(かえ)れぬ家』………[もっと読む]

[文]高津祐典 [掲載]2013年05月29日
[コラム]インタビュー

天皇制、タブーへの転機 「風流夢譚」事件の影響を検証

天皇制、タブーへの転機 「風流夢譚」事件の影響を検証

 天皇や皇族に関する表現をめぐって出版ジャーナリズムや論壇の存在意義が問われた「風流夢譚(むたん)」事件。当時の編集現場に着目した歴史研究書がこのほど刊行された。“天皇制タブー”を強める契機になったとされる事件に、新たな………[もっと読む]

[文]塩倉裕 [掲載]2013年05月15日
[コラム]インタビュー

和合亮一が「廃炉詩篇」 ツイッター詩と一線

和合亮一が「廃炉詩篇」 ツイッター詩と一線

 東日本大震災後の福島から発信を続ける詩人、和合亮一(44)が新詩集 『廃炉詩篇(はいろしへん)』 (思潮社)を出版した。ツイッターを通じた平易な言葉で多数の支持を集めた和合だが、本作では一転して、徹底的に暗喩を駆使し、………[もっと読む]

[文]赤田康和 [掲載]2013年05月15日
[コラム]インタビュー

読んだ後 世界変わる小説を 葉真中顕さん

読んだ後 世界変わる小説を 葉真中顕さん

 葉真中顕(はまなかあき=37)の長編小説『ロスト・ケア』(光文社)が話題だ。人間の尊厳を問いかける硬派なミステリー。選考委員の綾辻行人が「掛け値なしの傑作」と絶賛、選考会は満場一致で「日本ミステリー文学大賞新人賞」に選………[もっと読む]

[文]中村真理子 [掲載]2013年05月15日
[コラム]インタビュー

「米国文化への愛感じる」 村上春樹作品の翻訳者に聞く

「米国文化への愛感じる」 村上春樹作品の翻訳者に聞く

 世界中で読まれている村上春樹。海を越える第一歩を支えるのが翻訳者だ。『1Q84』を共訳したフィリップ・ガブリエル・アリゾナ大教授とジェイ・ルービン元ハーバード大教授。2人に、新作や村上作品の世界について聞いた。  ガブ………[もっと読む]

[文]中村真理子 [掲載]2013年05月15日
[コラム]インタビュー

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