ニュース

朝日新聞に掲載されたものを中心にした出版関係のニュースです。

混ざり合い、あぶり出される現実 中村文則「R帝国」

混ざり合い、あぶり出される現実 中村文則「R帝国」

 「朝、目が覚めると戦争が始まっていた」――書き出しは最初から決めていた。「いつ起きてもおかしくないことだから」。作家、中村文則さんの『R帝国』(中央公論新社)は、日本社会への痛烈な風刺と挑発に満ちたディストピア小説だ。………[もっと読む]

[文]中村真理子 [掲載]2017年10月18日

谷川俊太郎さんと俵万智さんが朗読とトーク

谷川俊太郎さんと俵万智さんが朗読とトーク

 11月12日(日)午後6時、東京・朝日新聞社読者ホール(大江戸線築地市場駅)。相次いで海外絵本を翻訳した谷川さん(『おとえほん』)と俵さん(『クマと森のピアノ』、いずれもポプラ社)がピアノの音色と共に、公開で絵本の朗読………[もっと読む]

[掲載]2017年10月15日

テレンス・コンラン マイ・ライフ・イン・デザイン 成功するデザイナーの法則

テレンス・コンラン マイ・ライフ・イン・デザイン 成功するデザイナーの法則

 ザ・コンランショップで知られる英国の世界的デザイナーの著書『テレンス・コンラン マイ・ライフ・イン・デザイン 成功するデザイナーの法則』(斎藤栄一郎訳)がエクスナレッジから出た。家具やインテリア用品、レストランやホテル………[もっと読む]

[掲載]2017年10月15日

(オススメ 編集部から)悲しい歴史を受け止める旅

(オススメ 編集部から)悲しい歴史を受け止める旅

 悲惨な歴史を実感をもって受け止めるのは難しい。風来堂編『ダークツーリズム入門』(イースト・プレス、1620円)は、そのために、現場に立ってみるという方法を教えてくれる。  アウシュビッツに残るガス室の暗い壁、御巣鷹の尾………[もっと読む]

[文]星賀亨弘 [掲載]2017年10月15日

カズオ・イシグロの受賞 鴻巣友季子、松永美穂が語る

カズオ・イシグロの受賞 鴻巣友季子、松永美穂が語る

■多様な言葉の営みに出会う  今年のノーベル文学賞は英国の作家、カズオ・イシグロに決まった。長崎で生まれ、5歳まで日本で過ごした人気作家の受賞をどう見るか。翻訳家の鴻巣友季子さんと、ドイツ文学者の松永美穂さんが語った。………[もっと読む]

[掲載]2017年10月11日

(オススメ 編集部から)日本国憲法の制定過程

(オススメ 編集部から)日本国憲法の制定過程

 日本国憲法はいかに制定されたのか。庄司克宏編『日本国憲法の制定過程 大友一郎 講義録』(千倉書房・2700円)が、その経緯を詳述している。  大友一郎氏は敗戦前に内閣法制局に入り、戦後は占領下の憲法問題調査委員会(松本………[もっと読む]

[文]依田彰 [掲載]2017年10月08日

人間の復権

人間の復権

 世界的な免疫学者で、能の作者・評者としても活躍した多田富雄(1934~2010)の多彩な文章を集めた全5巻の「多田富雄コレクション」(藤原書店)が刊行中だ。免疫と生命についての『自己とは何か』、食や美の楽しみをつづった………[もっと読む]

[掲載]2017年10月08日

〈日中戦争〉とは何だったのか―複眼的視点

〈日中戦争〉とは何だったのか―複眼的視点

 日本・中国・台湾の研究者が2014年度に共同で行った研究「日本の軍事戦略と東アジア社会――日中戦争期を中心として」の成果が、『〈日中戦争〉とは何だったのか 複眼的視点』としてまとまり、ミネルヴァ書房から刊行された。編者………[もっと読む]

[掲載]2017年10月08日

海の見える駅

海の見える駅

 『海の見える駅』(村松拓著)が雷鳥社から刊行された。著者はウェブサイト「海の見える駅」作者。過去に訪れた全国の300近くの海の見える駅から、70駅を写真で紹介。地図や列車の本数も掲載。旅情をそそるオールカラーのガイドブ………[もっと読む]

[掲載]2017年10月08日

カズオ・イシグロ氏、ノーベル文学賞 長崎出身日系英国人

カズオ・イシグロ氏、ノーベル文学賞 長崎出身日系英国人

 スウェーデン・アカデミーは5日、2017年のノーベル文学賞を長崎出身の英国の小説家、カズオ・イシグロさん(62)に授与すると発表した。賞金は900万スウェーデンクローナ(約1億2500万円)。授賞式は12月10日にスト………[もっと読む]

[文]下司佳代子=ストックホルム、編集委員・吉村千彰 [掲載]2017年10月06日

柴田錬三郎賞に花村萬月さん 「日蝕えつきる」

柴田錬三郎賞に花村萬月さん 「日蝕えつきる」

 第30回柴田錬三郎賞(集英社など主催)が3日発表され、花村萬月さんの「日蝕(ひは)えつきる」が選ばれた。賞金は300万円。授賞式は11月17日、東京都千代田区内幸町の帝国ホテル東京で。[もっと読む]

[掲載]2017年10月04日

戦争、日本人に向いていない 西村京太郎が自伝的作品

戦争、日本人に向いていない 西村京太郎が自伝的作品

 作家、西村京太郎さん(87)が戦時下の少年時代を振り返る『十五歳の戦争』(集英社新書)を書き下ろした。東京陸軍幼年学校での体験をつづり、現代の日本を戒める、自伝的ノンフィクションだ。  1945年4月、14歳で陸軍幼年………[もっと読む]

[文]中村真理子 [掲載]2017年10月04日

早大坪内逍遥大賞に柴田元幸さん

早大坪内逍遥大賞に柴田元幸さん

 第6回早稲田大学坪内逍遥大賞(早稲田大学主催)が2日発表され、大賞にアメリカ文学研究者で翻訳家の柴田元幸さん、奨励賞に詩人のアーサー・ビナードさんが選ばれた。賞金は大賞100万円、奨励賞は50万円。授賞式は11月6日、………[もっと読む]

[掲載]2017年10月03日

(オススメ 編集部から)マンボウの研究で博士号

(オススメ 編集部から)マンボウの研究で博士号

 丸く愛らしい体つきで、悠然と泳ぐ姿が、水族館でも人気のマンボウ。この魚の生態などを解き明かした本が出ました。『マンボウのひみつ』(岩波ジュニア新書・1080円)です。  体の成り立ちを徹底解剖したかと思えば、紀元前から………[もっと読む]

[文]西正之 [掲載]2017年10月01日

世界の茶文化図鑑

世界の茶文化図鑑

 『世界の茶文化図鑑』(ルイーズ・チードルほか著、伊藤はるみ訳)が原書房から刊行された。著者は英国のティーバッグメーカーの創設者ら。世界各地のお茶の歴史や飲み方、お茶を使った料理や飲み物のレシピなどを収録したビジュアルガ………[もっと読む]

[掲載]2017年10月01日

ここに掲載されている記事や書評などの情報は、原則的に初出時のものです。

ページトップへ戻る