芥川賞・直木賞の発表の瞬間を「パブリックビューイング」で

2013年01月09日

芥川賞・直木賞受賞会見場でのニコ生の放送ブース=2012年1月

 書店大手の紀伊國屋書店と丸善&ジュンク堂書店は1月16日、同日発表される第148回芥川賞・直木賞の受賞会見を一部店舗で生放送する。日本最大級の動画配信サイト「ニコニコ生放送」(以下、ニコ生)が17時半からネットで配信する放送を店頭モニターに映し出し、「パブリックビューイング」を実現する。
 ニコ生の受賞会見放送は本好きには人気があり、選考結果の紙が会見会場に貼り出される瞬間や受賞者の会見場への到着シーンなど、リアルな様子が見られる。今回の芥川賞の候補は個性派ぞろいで、黒田夏子さんは75歳で受賞すれば最高齢。高尾長良さんは京都大医学部在学中の20歳。素顔を一切あかさない「覆面作家」舞城王太郎さんが受賞すれば、会見会場に登場するのかにも注目したい。
 またニコ生では視聴者のコメントが画面に字幕のように流れ、昨年1月「もらって当然」発言で話題になった芥川賞の田中慎弥さんの会見中には、笑いを表す「www」のコメントで番組が盛り上がった。今年はどんなコメントが飛び出すのだろうか。
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 芥川賞・直木賞会見中継のパブリックビューイングを行う店舗は、現時点で以下の通り。
【紀伊國屋書店】
新宿本店▽新宿南店▽堺北花田店▽宇都宮店▽流山おおたかの森店▽本町店
【丸善&ジュンク堂書店】
丸善丸の内本店▽ジュンク堂書店広島駅前店

 候補は次の通り。(敬称略、50音順)
【芥川賞】小野正嗣「獅子渡り鼻」(群像11月号)▽北野道夫「関東平野」(文学界9月号)▽黒田夏子「abさんご」(早稲田文学5号)▽高尾長良「肉骨茶」(新潮11月号)▽舞城王太郎「美味(おい)しいシャワーヘッド」(新潮8月号)
【直木賞】朝井リョウ「何者」(新潮社)▽安部龍太郎「等伯」(日本経済新聞出版社)▽有川浩「空飛ぶ広報室」(幻冬舎)▽伊東潤「国を蹴った男」(講談社)▽志川節子「春はそこまで 風待ち小路(こみち)の人々」(文芸春秋)▽西加奈子「ふくわらい」(朝日新聞出版)
 

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