ぐんまちゃん大車輪の1年 本4冊、関連商品500以上

2013年12月16日

「群馬の方にも魅力を再発見してほしい」と佐藤望さん=東京都千代田区の「マイナビ」本社

 群馬県のマスコット「ぐんまちゃん」が「県宣伝部長」に就任して間もなく1年。この間に4冊の本が出版され、デザインを取り入れた関連商品は500以上。イベントにも引っ張りだこだ。人気にあやかろうと、企業の引き合いが強い。
 ぐんまちゃんは「ゆるキャラグランプリ2012」で3位(今年も3位)になったのを機に昨年12月21日付で「部長」に就任した。今年度の着ぐるみの貸し出しは10月末までの7カ月で386件。12年度の333件をすでに上回る。グッズや食品などの商品は11年度115、12年度443、13年度は567(12月中旬集計)と急速に伸びている。
 総合情報サービス「マイナビ」(東京都千代田区)は11月末に「ぐんまちゃんと鉄道の旅」(税別1千円)を全国で発売した。
 企画したのは高崎市出身の佐藤望さん(31)。他社が出した写真集と差別化しようと、SLや中小私鉄のレトロな車両などに着目し、ぐんまちゃんが電車の旅で歴史ある鉄道施設などを紹介する内容だ。「鉄道ファンだけでなく、首都圏の家族連れに温泉旅行を兼ねて出かけてもらえるガイドブックにしました」
 来年の干支(えと)は午(うま)。県ぐんまイメージアップ推進室によると、ポニーがモチーフのぐんまちゃんを年賀状に使う企業が20社ある。佐藤武夫室長(52)は「群馬県の課題の魅力度や知名度のアップに大きく貢献した。来年はナショナルブランドからのオファーを期待したい」。
 就任から1年の21日は岐阜市のイベントに招待されている。新年は元日の「ニューイヤー駅伝」が仕事始めだ。

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