校閲2回が1回に 「信長読本」問題で社内調査結果公表

2017年02月15日

 出版大手「KADOKAWA」(東京)の雑誌「岐阜信長歴史読本」に約30カ所の誤りがあった問題で、同社は15日、本来2回すべき校正・校閲作業を1回しかしていなかった、などとするミスの原因に関する社内調査結果を発表した。
 同社によると、校正を委託した編集・校正プロダクション「ぷれす」(東京)から誤りの指摘があったものの、それを校正刷りに反映する社内作業で転記漏れがあり、最終的に修正されないまま出版してしまったという。
 KADOKAWAは原因として、2回すべき校正を1回しか行わず、校正刷りの内容確認作業で組織的なチェック体制が機能していなかったなどと分析。全社的な対策チームを発足させて再発防止に努めるという。
 同社は「今回の事態は業務管理体制の不備に起因するものであったと強く反省しております」とコメントした。(山野拓郎)

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