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西原理恵子著『女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと』/
今野晴貴著『ブラック奨学金』/
田桂一・菊池良著『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』

2017年06月25日

 ●西原理恵子著『女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと』 指輪もスシも自分で買う、王子様を待たない。幸せを人任せにしない。でも「自由ってね、有料」だから、ちゃんと自分で稼ぐ。予測出来ない人生で知っておいたほうがいいことを、女として母親として、体験から語る。暴力から逃げろ、あなたの人格を否定していい人なんていない、は男の子にも。転んだ時の立ち上がり方を「どうか、覚えておいて」が心に響く。
 (KADOKAWA・1188円)

 ●今野晴貴著『ブラック奨学金』 ブラック企業に就職してうつ病になり返済できなくなる、おいの奨学金約400万円の返済を突然求められる――。過酷な実態をルポ、返せなくなったときの対処法も紹介する。「高学費・低補助」の日本の教育費政策は世界の中でも異様という。「日本だけが取り残されている」と訴える。
 (文春新書・896円)

 ●神田桂一・菊池良著『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』 「たった五分で焼蕎麦(やきそば)が出来るなんて人を馬鹿にしていらあ、と思ったが出来るのだから仕方がない」(夏目漱石「焼蕎麦っちゃん」)、「完璧な湯切りは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね」(村上春樹「1973年のカップ焼きそば」)、「熱湯を集めて流し湯切りかな」(松尾芭蕉「麺の細道」)。「週刊文春」、池上彰など、100点の文体模写を収録。
 (宝島社・1058円)

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