(舞台裏)水俣病関連書の目録

2017年08月20日

『水俣病図書目録』

 「公害の原点」水俣病の関連書を版元にとらわれず載せた『水俣病図書目録』(800円)が、認定NPO法人水俣フォーラムから刊行された。加害企業チッソの社史から、患者・家族の苦しみを照らし出した『苦海浄土』の著者石牟礼道子さんの全集、生涯をかけて水俣病と格闘した医師原田正純さんの著作の数々まで498冊を紹介する。
 東京・高田馬場の水俣フォーラム事務局には、水俣病に関する本を探し求めて市民や研究者らが訪れる。蔵書目録の必要性を痛感していたが、昨年の水俣病の公式確認60年を機に編集作業にかかった。研究者や医師ら33人が解説を書き、主な人名の索引を事務局がつけた。すべて閲覧可。新刊在庫の販売もする。
 取り扱いは水俣フォーラム(03・3208・3051、メール=mf1997@minamata-f.com)。『目録』は5年ごとに改訂版を出す予定だ。
 (田中啓介)

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