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朝日新聞に掲載されたものを中心にした出版関係のニュースです。

「死の棘」の闘い 島尾ミホ評伝 梯久美子「狂うひと」

「死の棘」の闘い 島尾ミホ評伝 梯久美子「狂うひと」

 戦後を代表する小説の一つ『死の棘(とげ)』の作家・島尾敏雄の妻、島尾ミホ(1919~2007)の評伝『狂うひと』(新潮社)が出た。ノンフィクション作家の梯(かけはし)久美子さんは夫妻の日記や草稿など膨大な未公開資料によ………[もっと読む]

[掲載]2016年11月16日

母がほめて育ててくれたから ぼくは描き続けてこられた

母がほめて育ててくれたから ぼくは描き続けてこられた

■絵本作家・山口マオさん  3歳くらいから、家に遊びに来た祖母を座らせては、肖像画家気どりで似顔絵を鉛筆で描くのが恒例でした。  絵に限らず一つのことを長く続けるのは、大変ですよね。思うようにできなかったり伸び悩んだり。………[もっと読む]

[掲載]2016年11月15日

宇沢弘文傑作論文全ファイル

宇沢弘文傑作論文全ファイル

 数理経済学者として業績を上げ、水俣病や成田空港など、環境、医療、教育問題にも取り組んだ宇沢弘文(1928~2014)。その学問のエッセンスをまとめた『宇沢弘文傑作論文全ファイル』(東洋経済新報社・4860円)が出た。「………[もっと読む]

[掲載]2016年11月13日

沖浦和光著作集

沖浦和光著作集

 辺境や都市、島々を歩き、日本文化の深層に迫った民俗学者・沖浦和光(かずてる)(1927~2015)。単行本未収録の論稿を中心に、その足跡をたどる『沖浦和光著作集』全6巻が出始めた。既刊は第4巻『遊芸・漂泊に生きる人びと………[もっと読む]

[掲載]2016年11月13日

人種神話を解体する

人種神話を解体する

 “みえない人種主義(レイシズム)”を解き明かす共同研究『人種神話を解体する』全3巻(竹沢泰子・斉藤綾子ら編)が刊行中だ。アイヌ、沖縄、被差別部落、「ハーフ」など、日本と世界をつなげ、学際的に探究。既刊は1巻『可視性と不………[もっと読む]

[掲載]2016年11月13日

(オススメ 編集部から)児童書を選ぶ基準

(オススメ 編集部から)児童書を選ぶ基準

 次々に出版される児童書を、どんな基準で選んだらよいのか。図書館員らから「基本に立ち返らせてくれる」書と言われてきた『児童文学論』(リリアン・H・スミス著、石井桃子・瀬田貞二・渡辺茂男訳、1447円)が岩波現代文庫になっ………[もっと読む]

[文]佐々波幸子 [掲載]2016年11月13日

離婚した側室が語る溥儀の孤独 浅田次郎「天子蒙塵」

離婚した側室が語る溥儀の孤独 浅田次郎「天子蒙塵」

 中国・清を描く浅田次郎さんの代表作「蒼穹(そうきゅう)の昴(すばる)」シリーズの最新作『天子蒙塵(もうじん)』(講談社)が、刊行された。舞台は満州国の建国前夜。最後の皇帝溥儀(プーイー)の側室であり、史上初めて中華皇帝………[もっと読む]

[掲載]2016年11月09日

クレージーマンガ

クレージーマンガ

 クリ・ヨウジの新作描き下ろし漫画集『クレージーマンガ』がふゅーじょんぷろだくとから発売された。世界的なアニメーターとして一時代を画し、今年88歳になった著者が戦争や政治、男と女、老人の性や原発などをテーマに取り組んだ。………[もっと読む]

[掲載]2016年11月06日

韓国政治思想史

韓国政治思想史

 丸山眞男に師事した韓国を代表する政治学者、朴忠錫(パク・チュンソク)の『韓国政治思想史』(飯田泰三監修、井上厚史・石田徹訳)が法政大学出版局から出た。シャーマニズムや建国神話といった朝鮮半島の古代人の思考様式が、その後………[もっと読む]

[掲載]2016年11月06日

(オススメ 編集部から)「仏教3.0」を哲学する

(オススメ 編集部から)「仏教3.0」を哲学する

 仏教のいまを見つめる朝日カルチャーセンター新宿教室の好評の連続鼎談(ていだん)をまとめた『〈仏教3.0〉を哲学する』(春秋社・1944円)が出版された。語り手は、禅僧で曹洞宗国際センター所長の藤田一照さん、鎌倉を拠点に………[もっと読む]

[文]吉川一樹 [掲載]2016年11月06日

電子図書館事業、大日本印刷など4社が提携 普及に弾み

電子図書館事業、大日本印刷など4社が提携 普及に弾み

 「電子図書館」の運営事業で、運営システム最大手と出版・書店大手との提携が実現した。講談社とKADOKAWA、紀伊国屋書店の3社でつくる「日本電子図書館サービス」(JDLS)が4日、大日本印刷と資本・業務提携したと正式発………[もっと読む]

[掲載]2016年11月04日

主人公はいない、内面も書かない 辻原登「籠の鸚鵡」

主人公はいない、内面も書かない 辻原登「籠の鸚鵡」

 この小説には、主人公がいない。辻原登さんの新刊『籠の鸚鵡(おうむ)』(新潮社)は、4人の男女の欲望が複雑に絡み合う犯罪小説。暴力と性と金をめぐってもつれ合う人々を通して、描こうとしたものは何なのか。  実際にあった二つ………[もっと読む]

[掲載]2016年11月02日

やさしい憲法今こそ 制定尽力の学者著書60年ぶり復刻

やさしい憲法今こそ 制定尽力の学者著書60年ぶり復刻

 日本国憲法の制定にかかわった憲法学者が子どもたち向けに憲法の大切さなどをつづった本が今月、60年ぶりに復刻された。11月3日で憲法公布から70年。戦争の犠牲のうえに生まれた憲法に託した思いが、やさしい語り口でよみがえる………[もっと読む]

[掲載]2016年10月31日

大佛次郎研究会の発表会

大佛次郎研究会の発表会

 11月12日午後2時半から、横浜市中区山手町の神奈川近代文学館ホールで。講演(1)「素顔の大佛次郎」加藤隆氏▽大佛作品の朗読▽講演(2)「戦時下、大佛次郎の文学」石川巧氏。先着200人、500円。問い合わせは大佛次郎記………[もっと読む]

[掲載]2016年10月30日

日本戯曲大事典

日本戯曲大事典

 明治から現在までの150年間に発表・上演された1万本を超える戯曲を、約1千人の劇作家別に紹介した『日本戯曲大事典』が白水社から刊行された。井上ひさし氏が発案し、遺志を受け継いで編まれた。人名・作品の索引のほか、代表的な………[もっと読む]

[掲載]2016年10月30日

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