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ここから本文エリア 現在位置:asahi.com>BOOK>BOOK TIMES> 記事 輸入食品・加工食品・外食の毒消し術 [著]増尾清[掲載]2007年12月21日夕刊 ■食品の不安を解消する毒消しの簡単ノウハウ 野菜からは大量の残留農薬が検出され、ウナギやブリなどの養殖魚介類は薬品漬け……。中国産をはじめとする輸入食品への不安は増大する一方だ。国内に目を向ければ、産地偽装や賞味期限改ざん、売れ残り商品の再利用など、名のある企業によるずさんな実態が次々と明らかになっている。いま、我々の食卓は、かつてないほど危険にさらされている。そこで、不安な食品をどうすれば安全に食べられるか、簡単にできる毒消し法を紹介したのが本書である。 例えば、水やお湯で洗う、塩や酢を使うなど、昔ながらの下ごしらえは、農薬やダイオキシンといった有害物質の除去に役立つそうだ。本書ではさらに、食材別に詳しく毒消し法を解説する。鍋物に欠かせないシュンギクは、流水でふり洗いしてからゆでこぼし、冷水にさらしてギュッと絞れば万全だという。野菜だけでなく、肉や魚介、加工品、弁当や総菜まで、登場するのは身近な食品ばかりだ。 関係者から“食品安全の生き証人”と称される著者は、東京都消費者センター試験研究室室長を経て、長年にわたり食の安全性を研究してきた。その結果「食生活は、努力すれば必ず報われる」というのが、80歳を過ぎてなお健康を保つ著者の実感である。本書で少しでも食への不安を解消し、安心できる食生活を目指したい。
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