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病気にならない15の食習慣―楽しく生きる長寿の秘訣 [著]日野原重明、劉影

[掲載]2008年02月29日夕刊

■食べかた上手は生きかた上手

 日本と中国の二人の医師が、病気にならないための食習慣について語った。朝食はオリーブ油入りのジュースと牛乳、そして牛乳の入ったホットコーヒー。昼食は牛乳と2〜3枚のクッキー。これが聖路加国際病院の日野原氏の朝昼の食事だ。ただし、夕食はメニューに気を配り、ゆっくりと楽しむ。仮に事務職系の人であれば1日3食にこだわることはない。1日の中で栄養のバランスを考えればよい。「規則正しく」より「身体に合わせた」食事が大切なのだ。また、「未病医学」の先駆者である劉氏も同様、食事は回数ではなく、むしろバランスを意識すべきと説く。

 「寝る前に食べても大丈夫」「コレステロール値は少し高めなほうがいい」など日野原流食習慣は長寿の秘訣(ひけつ)でもある。「『こうでなければいけない』という考え方では健康は保てません」、あるいは「数字は目安。健康診断などの検査結果にとらわれない」「身体に対して必要以上に過保護にならない」といったアドバイスも参考になる。一方、劉氏は東洋医学による身体のタイプ別、相性のいい食材や運動法について丁寧にアドバイス。

 96歳になってもエレベーターは使わず、階段は1段飛ばしを実践する日野原氏いわく「長寿に欠かせないのは目標を持って生きること」。「健康は目的ではなく手段」という言葉にも説得力がある。

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