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7つの習慣ティーンズ2―大切な6つの決断〜選ぶのは君だ〜 [著]ショーン・コヴィー

[掲載]2008年02月29日夕刊

■多くの若者が生き生きと歩むために

 引きこもりや不登校など、10代の若者の問題が大きな注目を集めている。しかし決定的な処方箋(せん)は見あたらないのが現実だ。その背景には、家庭や学校での教育やシステムが有効に働いていない状況がある。本書は誰もが10代の時期に直面する6つの大切な決断を中心に、いかに生きるべきかを解説した内容であり、若者自身が自らを振り返り、考えるための処方箋が説かれている。

 著者が取り上げた「学校」「友だち関係」「親との関係」「異性関係」、酒やたばこなどの「中毒」、そして「自己の価値」は、いずれも若者にとって、もっとも大きな決断を迫られる事柄であり、しかもそのときの判断がのちの人生を決定することはいうまでもない。著者はそれぞれの項目ごとに、非常に具体的な事例を紹介しつつ、10代の立場にたって考え方と行動をアドバイスする。

 たとえば、「学校」の問題では、高校を中退したいと考える若者を説得し、やる気の保ち方や成績の上げ方を説く。「友だち関係」では、友人との間に生じる障害の乗り越え方、仲間からの圧力にいかに向き合うか解説を加える。自分の本質を知り、他人の評価を気にしすぎることの愚かさを知り、本書が掲げる「7つの習慣」を守ることで、多くの若者が生き生きと歩みを進めることを願ってやまない。

    ◇

 フランクリン・コヴィー・ジャパン訳

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