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Zopf(ツオップ)が焼くライ麦パン―Fixingと一緒に楽しむ [著]伊原靖友

[掲載]2008年02月29日夕刊

■ライ麦パンをより身近に楽しむ秘訣(ひけつ)が満載

 ドイツをはじめヨーロッパで広く好まれているライ麦パンは、どっしりした存在感と素朴な味わいが魅力の、まさに本場のパン。専用のサワー種を使うため、独特の酸味がある。その酸味の調整がおいしさの決め手となる。日本ではまだまだなじみが薄いが、千葉県の住宅街に位置するパン店「パン焼き小屋 ツオップ」では、約40種類ものライ麦パンがよく売れているという。

 そこで同店の店主が、作り方はもちろん、おいしい食べ方、売り方のポイントまで、貴重なノウハウをまとめたのが本書だ。ライ麦パンの特性上、クセの強いタイプ・弱いタイプと分け、ほかに木の実やドライフルーツといった副素材を生かすタイプ、「ツオップ」のスペシャリティー、アイデアいっぱいのバリエーションなど、約40のレシピを豊富なプロセス写真と共に紹介している。

 また、ライ麦パンをよりおいしくしてくれるのが、Fixing(フィキシング)だ。これは、レバーペーストやバジルバター、ハムやドライトマトなどをパンに塗ったり挟んだりして食べるスタイル。本書では人気のアイテムを約30種、さらにサンドイッチのメニューや、料理との組み合わせなども紹介する。どれも簡単に作れ、すぐにでも試してみたいものばかり。パン職人はもちろん、パン愛好家にも見逃せない一冊といえる。

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