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ここから本文エリア 現在位置:asahi.com>BOOK>BOOK TIMES> 記事 4コマ ちびまる子ちゃん 1 [著]さくらももこ[掲載]2008年02月29日夕刊 ■新聞連載の「脱力」4コマ漫画第1弾 アニメ、ドラマ、DVDと、いまもさまざまな形で愛され続ける漫画「ちびまる子ちゃん」。誰もが「自分にも、こういう瞬間あったな」と思わず膝(ひざ)を打たずにはいられない永遠の小学3年生だ。昨年からは、北海道新聞ほか全国各紙で4コマ漫画の連載も始まった。本書はその連載中、約4カ月分の作品をまとめた。著者にとって、慣れない4コマでの毎日の連載には不安もあったとか。しかし、まる子をはじめ登場人物たちのほのぼのギャグは相変わらずだ。 可愛い顔でキツい言葉を口にしたかと思えば、怒られるとすぐに反省する。そんなクールさと素直さがまる子の魅力。「夕暮れどきが寂しいのは、お腹(なか)がすいているから」と、おじいちゃんも感心するようなことをいうかと思えば、「もし自分が地球だったら」とか「縁の下に力持ちはいるのか」といった、いかにも子どもの発想が愛らしい。家の中にちゃぶ台があって、3世代がわいわい暮らす家族の姿もどこか懐かしい。また、友だちの中では「1日1回は卑怯(ひきょう)を実行する」藤木くんが出色だ。卑怯な自分に自負を覚え、はたまた自己嫌悪に陥ったりもする。性格の悪さがなぜか憎めない。 「30分番組の脚本を1本書く方が、4コマ1本描くより簡単かも」と、著者は自身のホームページで語っている。その気合の入った「脱力」漫画の数々を本書でぜひどうぞ。
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