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夢、イメージ、成功、そして、自分を変えること [著]ジョイ石井

[掲載]2008年03月28日夕刊

■イメージングによって夢を獲得する

 アメリカ映画で、登場人物が精神分析医のカウンセリングを受けるシーンを見かける。日本人にはなじみが薄いせいか、いまひとつ理解できなかった「イメージカウンセラー」の肩書を持つ著者が、カウンセリングについて書いたのが本書だ。これが実に分かりやすい。一読後、カウンセリングというものの向かう先が、ほんの少し見えたような気がした。

 クライアントの持つ思い込みを解きほぐし、自分自身のイメージの立て直しをはかること、ここに著者のイメージカウンセリングは集約されている。やりたいこと、なりたいものをイメージすること、それをイメージングと呼ぶのだが、イメージトレーニングとは違う。現在から未来へ向けたシミュレーションがイメージトレーニングなら、目標達成から先をシミュレーションするのがイメージングということになる。それは人それぞれの「幸せ」をイメージすることでもある。具体的なイメージを持つと、モチベーションが高まり、イメージに沿った人生が開かれていくわけだ。このイメージングのサポートこそがイメージカウンセラーの役割になるのだろう。

 本書は、あたかも読み手に語りかけるような文体でつづられている。著者がクライアントに向かい、柔らかく話すように。著者がエゴリストと呼ぶ、欲求を書き記したリスト作りを早速試したくなった。

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