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ここから本文エリア 現在位置:asahi.com>BOOK>BOOK TIMES> 記事 男の落とし前―奇跡の大復活の真実― [著]ルー大柴[掲載]2008年03月28日夕刊 ■ルー語満載で語る復活ストーリー 芸能界は甘いところではない。連日のようにテレビをにぎわしていたタレントが、気がつくとマスコミから消えていた、ということはよくある。本書の著者も、そんな憂き目にあった芸人のひとりだ。ただ、彼がほかと違うのは、53歳という年齢になって見事に復活した点にある。 ルー大柴がバラエティー番組に躍り出て、ブレークしたのは20年近く前、34歳のときだった。一時はテレビに雑誌にと引っ張りだこの人気となるが、もともと役者志望だったこともあり、活動の場を舞台へと転向。たちまち仕事が減り始め、40代後半でほとんど声がかからなくなった。それからは家でごろごろし、たまに地方営業か、子どもと多摩川へどじょうを捕りに行く日々……。そんな「終わった芸人」が、どうやって50代で再ブレークできたのか。人間味あふれる出会いと、ガッツに満ちた奇跡のストーリーを収めたのが本書である。 プライドに縛られて後ろ向きだったルーに意識改革を試み、再ブレークへとつなげたマネージャー。どんなときでもルーを信じ、動じなかった妻。ルーの復活は、何人もの人たちに支えられていた。本書にはもちろん「寝耳にウォーター」「チリも積もればマウンテン」といった「ルー語」もてんこもりだ。笑いの中に、「50代でもできるんだ」という自負が見え隠れする。
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