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ここから本文エリア 現在位置:asahi.com>BOOK>BOOK TIMES> 記事 リスモきこえる/リスモつながる [著]たちもとみちこ(colobockle)[掲載]2008年03月28日夕刊 ■おなじみのリスモ君が活躍する絵本 ヘッドホンをつけた白抜きのリスが、鮮やかに彩られた森の中を妖精のように駆け回る。遠くから聞こえてくる声に耳を傾けたり、森の仲間とおしゃべりしたり。輪郭だけのリスから繊細な情感が伝わってくる。本書は、auの音楽配信サービス「LISMO(リスモ)」のイメージキャラクターを主人公にした小粋で可愛らしい絵本である。 『リスモきこえる』は、きれいな声に導かれたリスモが、森の奥で見つけた楽しげな宴(うたげ)。『リスモつながる』は、冬眠の時期を迎えた森の仲間たちの心温まるお話。どちらも、音や音楽、人とつながることの大切さが心に染みるやさしい物語だ。絵と文は、子どものためのマルチメディアの企画制作を手がけ「colobockle」レーベルを主宰するたちもとみちこ。リスモの生みの親、佐野研二郎がブックデザインを手がけている。柔らかな色調の背景に白いリスモが映える、センスの良い絵本だ。切り絵のようなタッチは、小さな子どもから大人まで楽しめるだろう。知られざるリスモのプロフィルも、クスリと笑わせる。「真面目(まじめ)で臆病(おくびょう)。森の中で規則正しい生活をしているが、そんな自分が嫌になることもある」ともいう。広告でおなじみのリスモが人気キャラクターになりそうなこの絵本、シリーズの続編が待ち遠しい。
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