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さくら 日本切手カタログ2009年版

[掲載]2008年04月25日夕刊

■小さな美術品「切手」のすべてが分かる

 いくら電子メールが普及しても、はがきや封書による手紙は、人々の暮らしの重要なアイテムであり続けるようだ。自筆の文字からは相手の息遣いが感じられるからかもしれない。ただ、それだけ手紙に親しんでいるにもかかわらず、そこに貼(は)られている切手をじっくり眺めたことがない。幼い頃、切手収集に精を出した者たちも、大人になると、いつしか切手とは縁がなくなったりしているのだ。

写真  

 本書は、明治4年発行の日本初の切手から、最新の切手に至るまで、約4900種類を採録している。いくつかの切手は「ああ、見たことがある」と、記憶とともによみがえってきた。

 本書を眺めていくと、切手というのは様々な題材がデザインされていることが分かる。国宝や名画といった美術品はもちろん、オリンピックや野球などのスポーツ、建築物、草花、動物、昆虫、人気アニメ、文豪などなど、挙げていくときりがない。1枚ずつのデザインはもちろん、シートごとの意匠にも工夫が凝らされていたりする。

 本書の巻頭には昨年秋に民営化された「郵便事業会社」の切手デザイナーたちのインタビューも載っている。こんなふうに切手デザインは作られるのかと、制作の過程が垣間見え、とても興味深い。

 ネットでのお申し込み・お問い合わせは、スタマガネットhttp://www.stamaga.net/まで。

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