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宝塚式「美人」養成講座―伝説の「ブスの25箇条」に学ぶ「きれい」へのレッスン [著]貴城けい

[掲載]2008年5月30日

■元男役トップが明かす宝塚の「戒め」

 「清く、正しく、美しく」は宝塚歌劇団の創始者・小林一三氏の遺訓であり、歌劇団では今なお、この言葉がモットーとして生きている。そして、この遺訓を補完するように歌劇団のとある場所にいつの頃からか貼(は)り出されていたのが「ブスの25箇条」だ。大人の女性がすべきでないことで、誰しもついやってしまいそうな事柄についての戒めである。誰もが足を止め、しばし見入る、というこの貼り紙は今や宝塚歌劇団の伝説のひとつにもなっているという。

 「目が輝いていない」「他人にシットする」「なんでもないことにキズつく」「問題意識を持っていない」などの「ブスの25箇条」をわかりやすく、時におもしろく「宝塚式・自分磨きの方法」として紹介するのは宙(そら)組男役トップスターとして活躍した元タカラジェンヌの著者。「目が輝いているのは人生が輝いていること」「どうせ比べるなら、他人ではなく今の自分と昔の自分を」「想(おも)いを言葉にすることは気持ちのクールダウンになる」「いつも変わらないサービスの裏には見えないところで進化を続ける努力がある」など気の利いた警句が散りばめられているのもミソ。清掃したはずの橋のたもとに落ちていた犬の糞(ふん)を素手で拾い上げた予科生の話など元タカラジェンヌならではのエピソードも多い。ヅカファンだけでなく、多くの女性たちの参考となるはずだ。

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