[掲載]2008年6月27日夕刊

■保育のプロが指南する実践的子育て術
子どものしつけがうまくいっていると考える親は、果たしてどれほどいるだろうか。落ち着いて食事をしない、なかなか寝つかない、などささいな問題も、毎日続けば大きなストレスになる。そんな子育てに悩む親に絶大な人気を誇るのが、ベビーシッター歴約20年という著者である。彼女がさまざまな子育ての悩みを解決するテレビシリーズ“スーパーナニー”は、いまや47カ国で放映されるほどの人気という。
本書では、番組の視聴者から寄せられた手紙と、ウェブサイトに届いた質問を整理して、Q&A方式で実践的なアドバイスを紹介する。例えば「夫が子育ての苦労を理解してくれない」という訴えには、お互いの長所に目を向け、夫婦で協力し合う「共同戦線テクニック」を提案する。「夜泣きがすごくて睡眠不足」という悩みには、夜泣きの回数を画期的に減らせる「泣く子操縦テクニック」を、また「おもちゃの取り合いでケンカばかり」という子どもたちには、静かに反省を促す「お仕置きコーナー」が有効だと指南する。ほかにも、子どもに食事の準備を手伝わせる「小さなシェフテクニック」、おねしょを防ぐための「十一時のテクニック」など、幅広い経験に基づく著者ならではのアイデアがいっぱいだ。最終章では、しつけに不可欠な「認めて褒(ほ)める」子育てについても詳述。
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大沢章子訳
著者:ジョー・フロスト
出版社:主婦の友社 価格:¥ 1,365
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