[掲載]2008年7月25日夕刊
■和モダンの住まいと暮らしの新雑誌
『和福美』は、「和を感じる、おしゃれで心なごむ家づくり&生活マガジン」をコンセプトとして創刊された、新ジャンルの住宅誌。和といっても、伝統的な素材やデザインだけにこだわらず、和のテイストを感じさせる新しいスタイルの住まいを取り上げている。インテリアや家具、建材などの情報も充実しており、リフォームや模様替えにも役立ちそうだ。
創刊2号目となる秋号の特集は、「自然を感じる和モダンの家」。敷地の中心に中庭、その周囲に広いデッキを設けた家は、デッキが廊下の役割も果たしている。室内と外部、部屋と部屋を緩やかにつなげる開放感が心地良さそうだ。清流沿いに建つ住宅は、敷地の形にカーブしている。恵まれた自然環境と一体になった家だ。本書で紹介されている事例を見ていくと、和を感じさせる住まいは外部を上手に取りこんだ開放的な家であることがわかってくる。
外部とのつながりで重要な役割を果たすのが土間だ。もう一つの特集では、「土間のある優しい暮らし」を紹介している。土間といっても土ばかりではなく、石やタイル、モルタルなど、さまざまな素材を使い、暮らしに合わせた空間をつくっている。こうした、軽やかで心落ち着く和のスタイルは、これからの日本の家のスタンダードになるのではないかと思えてくる。
出版社:ニューハウス出版 価格:¥ 1,000
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