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愛でたい文庫 記事一覧

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「坊っちゃん」はなぜ市電の技術者になったか [著]小池滋

 題名を見て迷わず購入。鉄子じゃないんですが、昔から『坊っちゃん』が「街鉄の技手」に転職したというのが不思議で。だって唐突じゃないですか。ナンパな文化系の話に、いきなり理科系ネタを………[記事全文]

[評者]温水ゆかり [掲載]週刊朝日2008年11月21日号

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史上最強のウイルス 12の警告─新型インフルエンザの脅威 [著]岡田晴恵

 パンデミック(感染爆発)になると言われている新型インフルエンザ。しかし鳥から人に伝染(うつ)ると言われてもイマイチ危機感が薄い。と思っていたら、田舎のテレビで言っていた。今日の県………[記事全文]

[評者]温水ゆかり [掲載]週刊朝日2008年11月14日増大号

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慟哭―小説・林郁夫裁判 [著]佐木隆三

 『復讐するは我にあり』の緒形拳さんの演技は素晴らしかった。と、哀惜のあまり違う前置きから入ってしまうが、同原作者による本書は、地下鉄サリン事件実行犯の一人林郁夫に焦点を当てる。 ………[記事全文]

[評者]温水ゆかり [掲載]週刊朝日2008年11月7日増大号

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阿片王―満州の夜と霧― [著]佐野眞一

 阿片王こと里見甫(はじめ)を通して、戦後の高度成長を可能にした地下人脈図を明らかにしようとするノンフィクション。  貧しい赤ひげの長男として生まれた里見(1896〜1965年)は………[記事全文]

[評者]温水ゆかり [掲載]週刊朝日2008年10月31日号

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暗い旅 [著]倉橋由美子

 ようやく復刊になったと小躍りする人あり(年上の男性)、読み返すのがいささか気恥ずかしい者あり(私)。主人公は24歳の大学院生。彼女は失踪した恋人を探して想い出の地京都へ。その道中………[記事全文]

[評者]温水ゆかり [掲載]週刊朝日2008年10月24日号

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おんなのるつぼ [著]群ようこ

 雑誌連載時のタイトルが「現代女百景」。分かりやすいが、本書のタイトルのほうが気分。文庫初出。  古代エジプトのパピルスにも“最近の若いもんは”との記述があったそうだから、古代より………[記事全文]

[評者]温水ゆかり [掲載]週刊朝日2008年10月17日号

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坂手洋二II 海の沸点/沖縄ミルクプラントの最后/ピカドン・キジムナー [著]坂手洋二

 劇団燐光群を主宰する坂手洋二(1962年岡山生まれ)の完本「沖縄三部作」。シナリオとは、一回性の舞台とはまた別の宇宙で硬質の輝きを放つ文芸作品なのだなあと、あらためて感じさせる。………[記事全文]

[評者]温水ゆかり [掲載]週刊朝日2008年10月10日増大号

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閉店時間 [著]ジャック・ケッチャム

 計四編の日本オリジナル中篇集。訳者はあとがきで「おおいに充実した一冊になった」と自負する。  ケッチャムと言っても上品な方は絶対ご存じない。人呼んで鬼畜ホラー、その読後感ときたら………[記事全文]

[評者]温水ゆかり [掲載]週刊朝日2008年10月3日号

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父の戦記 [編]週刊朝日

 歴史的な証言集。本誌は戦後20年の1965年、戦争体験の手記を募集した。入選作が大きな反響を呼び、落とすに忍びなかった秀作も加え単行本化、その復刊である。  北は千島列島から南は………[記事全文]

[評者]温水ゆかり [掲載]週刊朝日2008年9月26日号

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顔のない裸体たち [著]平野啓一郎

 これは純文学的ポルノか、未来に残す現代のエロ説話なのか。いずれにしろ爆走する痴態におおいに笑う。  冒頭〈ミッキー&ミッチー〉の野外DVDが紹介される。関西弁の声が「オッパイ出せ………[記事全文]

[評者]温水ゆかり [掲載]週刊朝日2008年9月19日号

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漢字道楽 [著]阿哲次

 それにしても珍だった北京五輪参加国の漢字表記。当て字「不丹(ブータン)」もあれば、意味の「黒山(モンテネグロ)」も。漢字本場の思考法はどうなってる?と、このアラカン(アラウンド漢………[記事全文]

[評者]温水ゆかり [掲載]週刊朝日2008年9月12日増大号

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史実を歩く [著]吉村昭

 戦史・歴史小説で知られる吉村昭氏(06年没)は、事実というピースで、歴史の真実を描くことにこだわった。当然ピース採集には膨大な時間と労力がかかる。いかにしてあの一行は生まれたのか………[記事全文]

[評者]温水ゆかり [掲載]週刊朝日2008年9月5日増大号

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ここがおかしい菌の常識 [著]青木皐

 いくら好物でも、夏はやっぱレバ刺しやめといたほうがいいのか、たむけん。と思っていたとき本書を発見。〈菌の基礎知識+啓蒙+時々おじさんギャグ〉の実利書だ。  第2章「食中毒はなぜ起………[記事全文]

[評者]温水ゆかり [掲載]週刊朝日2008年8月29日号

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北京大学てなもんや留学記 [著]谷崎光

 著者はOL時代の体験をコミカルに描いた『中国てなもんや商社』でブレイクした関西人。てなもんや高じて01年から北京に在住し大学に遊学(今も滞在)、本書は前半で若者との交流や語学上達………[記事全文]

[評者]温水ゆかり [掲載]週刊朝日2008年8月15日号

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