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2006年07月14日
児童文学の書き手が次々に大人の小説で活躍し始めた。伊藤たかみさんの芥川賞受賞と森絵都さんの直木賞受賞は、その傾向をさらに加速させそうだ。
児童文学の世界で次々に賞を受けてきた森さん同様に、「西の魔女が死んだ」などで知られる梨木香歩さんや「バッテリー」のあさのあつこさん、「夏の庭」の湯本香樹実さんなど、児童文学で育った書き手は増えている。大手出版社の児童書担当の編集者は「児童書で頭角を現した作家は、ことごとくさらわれてしまう」と嘆く。
文芸評論家の池上冬樹さんは「児童文学の世界で固定ファンを抱えた作家は、分かりやすく明確に思いを伝える技術が培われている。編集者も頼みやすい。児童書のマーケットは相対的に小さく、この傾向はさらに続くだろう」とみている。
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