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ここから本文エリア 現在位置:asahi.com>BOOK>ひと・流行・話題> 記事 ひと・流行・話題 女の子とオヤジのジレンマ2007年12月22日 野田聖子衆議院議員は、日記をつけている。仕事を終え家に帰っても、いろいろなことが頭の中で渦巻いて、眠りにつくことができないから、心を静めるために書くのだ。昨年10月10日の日記はこうだ。 「またダメ。つる暴言、大げんか。出ていく。もう疲れたよ」 朝日新聞社が出版した野田さんの著書「不器用」の一節だ。つるというのは、夫である鶴保庸介参議院議員。 2人は不妊治療に必死に取り組んだが、流産した。野田さんは郵政民営化に反対し、無所属で「刺客」と戦った。選挙期間中は「当選」をめざし、鶴保さんが星一徹で自分は飛雄馬のようだったと野田さんは書く。周囲は2人が本当の「家族」になったように感じたというが、目標を失い、2人の距離は離れていく。結局、2人は離婚した。 野田さんは選挙に出たとき、「おしゃれをしてはいけない」と言われたという。「女性」としての成長を止めてしまい、その意味では「16歳の女の子」のままだったと自分で分析する。一方で政治家としては郵政相までつとめ、「オヤジ」度がどんどん上がる。女の子とオヤジ。両方の自分があって、夫との関係をうまく築けなかった。そのジレンマが行間ににじむ。 巻末に鶴保さんの「言い分」が載っている。そのジレンマに鶴保さんもまた、悩んでいたことがよくわかる。 ここから広告です 広告終わり この記事の関連情報ひと・流行・話題 バックナンバー
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