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フリーター労組が紙でも発信 メルマガ、ブログに加え

2008年03月05日

 フリーター全般労働組合が初の機関紙「地球公論」を発刊した。今までメールマガジンで情報発信してきたが、携帯で読む人が多く文字数に制約があった。紙には長文の記事も掲載。集会での手渡しや郵送で、考えを伝えていく。(アサヒ・コム編集部)

写真初の機関紙「地球公論」

 フリーター全般労組は、個人で加入できる労働組合で2004年に設立された。非正規雇用で働く人たちの待遇改善を求め、会社側と団体交渉をするなど、活動を続けてきた。

 これまで、集会の日時、交渉の経過は、メールマガジンやブログなどネット上で伝えていた。現在、メールマガジンの登録者は約600人いるが、携帯での受信が多いため、一つの記事に使えるのは600字が限界だった。貧困問題の背景や現場の窮状を伝えるには、紙による機関紙が適していると考え、今年2月に発刊した。

 B4を二つ折りにした4ページの構成。月2回2000部を発行する。編集には、フリーで働くライターや編集者が協力。専門技術を生かして作り上げた。

 第1号には派遣労働現場での労災体験記を掲載。語学学校を突然解雇された英国人と、経営者側との交渉経過も報告している。

 現代の働き方、生き方に抱いている漠然とした疑問も文章にしている。同じ過労が原因でも、遅刻だと怒られ、貧血で倒れると心配される職場を例に、「過労死を推奨しているのではないか」と訴える。同労組では「貧困や労働に対し、問題提起をする討論紙を目指す」としている。

 機関紙は原則として1部100円だが、集会などでは無料で配る。郵送の場合などは相談に応じるという。購読希望者は同労組(03―3373―0180)まで。

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