2008年11月4日
1児の母でIT企業の社長、ヨーガのプロデューサー……。多彩な顔を持つ千葉麗子さんの“美のススメ”を記した「チバレイ Beauty」(扶桑社)が発売された。「内面の美しさこそ、女性を魅力的にする」。33歳、結婚10年目の彼女に、その極意を聞いた。(アサヒ・コム編集部)
「ヨーガやITでは表現できないのが女性の美。ポジティブ思考で内面から美しくなりたい。そんな女性に向けた1冊です」
「Beauty(美)」「Food(食)」「Yoga(ヨーガ)」と章立てして、具体的なマニュアルの体裁をとる。
細いだけではダメ、かといって、肉感的ではない少女のような“姫キュート”。そうした体の美への第一歩は自覚から。まずは、自分を見ることから始める。自身は、自宅のリビングの壁一面を鏡張りにし、体の線が分かるよう薄着で過ごす日々。「鏡を見ないことは、自分から逃げること」
鏡を見たくなる強力グッズの一つが、まつげのエクステンション。付けたまま寝られ、月1度の手入れでOKなのが便利だといい、「自分自身でかわいいと思えるようになる」とか。ほかに、歯磨きの時につま先立ちすれば、足首の筋肉を引き締め、むくみ改善にも効果的だそうだ。お気に入りのヘアケア、スキンケア、ボディーケア商品や化粧品も紹介している。
「私はベジタリアンですが、いわゆるジャンクなものだって食べますよ。健康というと、自然食やダイエット食、有機野菜ばかりと極端にはしる人もいますが、それがストレスになってはダメ。何事もバランス、体の内なる声を聞くことが大切です」と話す。
食の章では、ヨーガを始める前に拒食症気味だったと打ち明ける。今は、乳製品や卵、魚介類は食べるラクトベジタリアン。9歳の息子につきあって、ハンバーガー店にも入る。フィッシュバーガーならOKだ。
「料理は素材感と野菜たっぷり」がモットー。この食の章では、おすすめ料理のレシピも紹介。たとえば、「野菜たっぷりみそスープ」「納豆めかぶのヘルシーそば」「いろいろのっけ冷ややっこ」などを紹介する。
父の影響で、小さいころから写経をし、ヒンドゥー教や密教に興味が持ち続けてきた。最近は年1〜2回はインドへ癒やされにいくという。「結果を期待するな、そこにいたる行為を楽しめというのが、ヒンドゥーの教え。インドへ行くと、『生きている』のでなく、『生かされている』と感じる。この本で、そうした感謝や謙虚の心の大切さを、私なりの方法で伝えようとしてみました」
ヨーガを始めたのは、出産時に15キロ太り、ダイエットするためだった。が、今は心身の健康に役立てている。このヨーガの章では、心身のバランスを保つ呼吸法、体を目覚めさせる朝ヨーガ、質の高い睡眠をもたらすという夜ヨーガのほか、代謝アップのヨーガなどを、自身がポーズをとった写真を使って解説している。
「編集やデザインからヘアメーク、スタイリストまで、全員女性のスタッフで作りました。女の子が好きな人が集まって、女の子を元気にするための本です」と話した。
著者:千葉 麗子
出版社:扶桑社 価格:¥ 1,470