2008年11月20日
上方落語の若手、桂三若(38)が、バイクで日本一周しながら各地で落語会を開いた1年間の記録「ニッポン落語むちゃ修行」を出版した。
着物や出囃子(でばやし)のCDなどを積んだバイクで昨年4月1日に大阪の天満天神繁昌亭前を出発し、翌日新潟市のそば屋で「桃太郎」などを演じたのを最初に、今年の4月1日の繁昌亭でのファイナル落語会まで、計471回の落語会を全都道府県で開いた。会場は公民館から居酒屋まで。演じたネタは47。聴いたお客はのべ3万8千人にのぼる。
会を開く条件はお客が20人以上いること、出演料はお客1人当たり500円、の二つだけ。日程の調整がうまくいかずに雨や台風の中をバイクで何百キロも移動することも多かった。日々の様子は携帯でブログに書き込んだ。
いつかキャンピングカーで家族で旅をしながら旅先で落語をするのが夢だ。
札幌・寿郎社刊、1680円。(編集委員・篠崎弘)
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