写真:大澤真幸さん

プロフィール大澤真幸 (社会学者)
1958年長野県生まれ。社会学者。専門は理論社会学。著書に『虚構の時代の果て』(ちくま学芸文庫) 『ナショナリズムの由来』(講談社、毎日出版文化賞)『不可能性の時代』(岩波新書)『生きるため の自由論』(河出ブックス)『現代宗教意識論』(弘文堂)『「正義」を考える』(NHK出版新書) など多数。個人誌『大澤真幸THINKING「O」』(左右社)も刊行中。

大澤真幸(社会学者)のおすすめ電子書籍

日本の歴史をよみなおす(全) [著]網野善彦

日本の歴史をよみなおす(全) [著]網野善彦

■原初的な心性と文明的な制度が共存する謎 私が大学2年生のときに、網野善彦の『無縁・公界・楽』(1978年)が出た。この本を読んだときの驚きは忘れられない。それまで学校で教わってきた「日本史」の………[もっと読む]

[掲載] 2014年03月14日

性と進化の秘密 思考する細胞たち [著]団まりな

性と進化の秘密 思考する細胞たち [著]団まりな

■女の基盤の上に危うく構築されている男 もしこの世界に男と女というものがなければ、つまり性がなければ、人生の悩みは、半分くらいに減るのではないか。そう思うときがある。われわれの悩みのすべてとは言………[もっと読む]

[掲載] 2014年02月21日

木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか [著]増田俊也

木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか [著]増田俊也

■勝負に至高の価値を宿らせる魂を失うとき 畢生(ひっせい)の大作とは、このような本のことをいう。本書は「木村の前に木村なく、木村の後に木村なし」と言われた、史上最強の柔道家、木村政彦の完璧な評伝………[もっと読む]

[掲載] 2014年01月31日

今こそマルクスを読み返す [著]廣松渉

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■世界を知るための包括的な批判的思考 数年前、某有名国立大学の経済学の教授が主催する研究会に、コメンテーターとして招かれたとき、びっくりしたことがある。報告された研究に対して、私がマルクスを引用………[もっと読む]

[掲載] 2014年01月10日

地方にこもる若者たち 都会と田舎の間に出現した新しい社会 [著]阿部真大

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■くみ尽くせぬ「地元志向」の謎や深み かつては――いやつい最近まで――、人生の成功は大都市に、首都に、東京にこそある、と考えられていた。少なくとも、1980年代までは、このような意識が主流だった………[もっと読む]

[掲載] 2013年12月06日

宇宙はなぜこのような宇宙なのか 人間原理と宇宙論 [著]青木薫

宇宙はなぜこのような宇宙なのか 人間原理と宇宙論 [著]青木薫

■科学はどうして人間原理を恐れたのか 本書は、出色の、そして独創的な物理学的宇宙論の歴史書である。宇宙論(コスモロギア)とは、宇宙の全体像についての知である。宇宙は有限であるとか、無限であるとか………[もっと読む]

[掲載] 2013年11月08日

オレたちバブル入行組 [著]池井戸潤

オレたちバブル入行組 [著]池井戸潤

■「半沢直樹」を求める理想なき現代社会 池井戸潤の『オレたちバブル入行組』と『オレたち花のバブル組』は、今やこの国で知らぬ者はいないTBSの大ヒット・テレビドラマ「半沢直樹」の原作である。原作と………[もっと読む]

[掲載] 2013年10月11日

オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史 [著]オリバー・ストーン&ピーター・カズニック

オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史 [著]オリバー・ストーン&ピーター・カズニック

■世界を暗転させた歴史の敗者の決定的瞬間 ベトナム戦争を扱った「プラトーン」などの作品で知られる映画監督オリバー・ストーンが、歴史学者のピーター・カズニックの協力を得て、アメリカ現代史を語った。………[もっと読む]

[掲載] 2013年09月13日

母(オモニ) [著]姜尚中

母(オモニ) [著]姜尚中

■思想家の資質を育んだ母の「呪術の園」 私は本書の著者、姜尚中さんのある講演のことが忘れられない。多分、姜さん自身はあまりよく覚えていないのではないかと思うが、それを聞いた私の方は、あの講演を一………[もっと読む]

[掲載] 2013年08月09日

「空気」の研究 [著]山本七平

「空気」の研究 [著]山本七平

■支配的な「KY」の呪縛から自由になる 山本七平は、大学などの研究機関に属したことはなかったが、間違いなく、一流の学者だった。とりわけ、日本社会論における洞察の深さは、ずば抜けていた。山本の論が………[もっと読む]

[掲載] 2013年07月12日

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