写真:大貫妙子さん

プロフィール大貫妙子 (シンガー・ソングライター)
1953年東京都生まれ。エッセイスト。シュガーベイブを経て、76年にソロデビュー。オリジナル作品に「ロマンティック」「クリシェ」など多数。映画音楽では「東京日和」で日本アカデミー賞最優秀音楽賞。アフリカや南極など世界各地を訪ね、食や環境に関心が高い。著書に『ベッドアンドブレックファスト』(ロッキングオン)など。

大貫妙子(シンガー・ソングライター)のおすすめ電子書籍

すばらしい日々 [著]よしもとばなな  [写真]潮千穂

すばらしい日々 [著]よしもとばなな [写真]潮千穂

■日常の中に見つけることができる宝物 本の表紙に手帳の写真が載っている。 ページのところどころに血が滲(にじ)んでいる。ばななさんのお父さまである吉本隆明氏の手帳である。 糖尿病だった吉本氏がイ………[もっと読む]

[掲載] 2013年12月13日

寝る子は育つ [著]福田幸広

寝る子は育つ [著]福田幸広

■羊を数えるよりはやく眠りにつけそうな本  仕事がぎゅうぎゅうづめで、文字を見たくない時もある。私のような仕事でも、毎日残業みたいな日がある。そんな時、何を見たいかと素直に考えて見つけたのがこの………[もっと読む]

[掲載] 2013年11月15日

いつか、この世界で起こっていたこと [著]黒川創

いつか、この世界で起こっていたこと [著]黒川創

■心に残る重い荷物、震災後の希望の光 この本の装画は、きのこである。そのことには気もとめず、読み終えた後に、なぜきのこなのか、その意味を知った。本書は独立した六つの短編からなっているが、それぞれ………[もっと読む]

[掲載] 2013年10月18日

へんないきもの [著]早川いくを

へんないきもの [著]早川いくを

■身一つで生き抜いてきた、まるごしの生物 地球に生命が誕生して40億年、それは絶滅の歴史だった。地球上の生物は、その歴史の中で5回も大量絶滅してきたそうだ。それは「絶滅のビッグファイブ」と呼ばれ………[もっと読む]

[掲載] 2013年09月20日

魂と肉体のゆくえ 与えられた命を生きる [著]矢作直樹

魂と肉体のゆくえ 与えられた命を生きる [著]矢作直樹

■死者の声は、肉体がなくなり、初めて届く 宇宙に思いを馳(は)せることもあるが、現代人は人を中心に生きている、ようにみえる。 地球における生物の多様性は膨大で、人以外の生物の食物連鎖は完璧なシス………[もっと読む]

[掲載] 2013年08月23日

小説、世界の奏でる音楽 [著]保坂和志

小説、世界の奏でる音楽 [著]保坂和志

■考えながら書き、ライブのように読む 保坂和志さんの小説は、どこから読んでもそのまま読みすすんでしまえるほど、極端に言えば、何も起こらない。登場人物が事件に巻き込まれたり、生きることにもがき苦し………[もっと読む]

[掲載] 2013年07月19日

命もいらず名もいらず [著]山本兼一

命もいらず名もいらず [著]山本兼一

■気宇壮大で真っすぐな最後のサムライ 本書は、幕末の幕臣として江戸城無血開城に貢献し、明治時代の政治家、思想家、剣術や座禅、書の達人として知られた山岡鉄舟の生涯を描いた歴史小説である。鉄舟の魅力………[もっと読む]

[掲載] 2013年06月21日

火山のふもとで [著]松家仁之

火山のふもとで [著]松家仁之

■清涼な空気を脳内に運ぶ人生肯定の物語 ある日、この本が届いたとき、私は「あっ!」と胸が高鳴るのを覚えた。ついに書いたのだ……、と。 新潮社の編集者だった松家仁之さんと最初に出会ったのは、「小説………[もっと読む]

[掲載] 2013年05月24日

下流志向 学ばない子どもたち 働かない若者たち [著]内田樹

下流志向 学ばない子どもたち 働かない若者たち [著]内田樹

■現代社会の再構築に必要な「身体的実感」 タイトルを見ただけで、気持ちが滅入(めい)る本である。 私は子どもを育てた経験がないので、今の教育現場や子どもたちの声に接する機会はほとんどない。でも若………[もっと読む]

[掲載] 2013年04月26日

作家の四季 [著]池波正太郎

作家の四季 [著]池波正太郎

■まねできない「うまそう」で品のある文章 池波正太郎さんの「旨いもの」の話は、本当に「うまそう」だ。たとえば本書の「私と焼海苔(のり)」というエッセーにある短い文。 「私のように、東京の下町で生………[もっと読む]

[掲載] 2013年03月29日

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